2月1日(金)役員会でこれからの活動について打ち合わせ。地下鉄で渋谷へ。車内で「参議院予算委員会総括質疑速報(その一)」を見る。質疑内容が翌日に出来ていることにいささか驚く。参議院記録部の仕事ぶりが目に見えるようだ。「あの」表現があるだろうかと冊子を開く。冒頭部分で田中さんはこう語った。「私は、今日本は大変に大きな転機に立っているわけでございます。すなわち、なんちゃって小泉・竹中へなちょこ構造改革というようなものの追憶に浸っているときではないということでございます」。この「なんちゃって小泉・竹中へなちょこ構造改革」という言葉は後段にも出てくる。そのときの福田康夫首相の困惑顏を思い出す。国会論戦は質問者も答弁者も「業界特殊用語」で語ることがほとんどだから、表現において国民の関心を引く努力はほとんどない。政治とは言葉だ。ならば既得権ならぬ既得語もまた異化していかなければならない。国会に入ったば