新聞や雑誌やテレビやラジオや、 同僚や先生の話題とちがっても、 このニュースを知っておいたほうがいい。 鳥越俊太郎は、個人的にこのニュースに◎印付けている！ なぜだと問う前に、こころにメモしておこう。 新聞を読まない、テレビのニュースも見ないという人には、 ビタミン剤じゃないけれど、ありがたいコンテンツだ。 ふだん野菜を摂れない人が、 野菜ジュースを飲むようにどうぞ。 第1291回 11月15日のニュースから 東京は紀宮さんの結婚式で警備が厳重。 京都はブッシュ大統領の来日で、 これまた戒厳令下のような 厳しい警備状態だそうだ。 まあ、こんな日に合わせなくてもいいのにと思うが、 日米首脳会談のあとは韓国でAPECが控えてるので こういうことになったんだと思う。 本当は紀宮さんの結婚式はそれなりに祝い、 ブッシュ大統領には沖縄の基地の問題や、 日米同盟「中間報告」で位置づけられたような 日本

古典をそのまましゃべるということでいうと、 ほんとだったら、最初にその噺をつくった人に ぼくらは印税を払わなきゃいけないわけです。 ところが、落語の場合、 なぜかそれをしなくていいんです。 あれ、一席しゃべるごとに印税を払うとすると、 かなーり、私たちは 困窮することになると思うんですが（笑）。

第三十六回配信　ゴジラ法案 アメリカのクリスマスのテレビ番組の定番として 以前『素晴らしき哉、人生』をご紹介しました （第二十五回配信）。 2002年のクリスマスのプライムタイムでも NBCネットワークでちゃんと全米放送されたこの映画、 実は1946年の劇場公開当初の成績は芳しいものでは ありませんでした。 製作費318万ドルに対して配収が330万ドル。 かろうじて元が取れているようにもみえますが、 製作費の他に宣伝費などがかかっていますから、 興行的には失敗だったといえます。 またこの映画はこの年のアカデミー賞作品賞に ノミネートはされたものの、 受賞したのは配収でも1130万ドルを稼いだ、 『我等の生涯の最良の年』 （ウィリアム・ワイラー監督）でした。 興行成績・アカデミー賞レースいずれにおいても 成功とはいえなかった『素晴らしき哉、人生』は 普通ならそのまま、知る人ぞ知る作品として