アメリカ西部、ニューメキシコ州にある放射性廃棄物の地下処分施設で、施設内の空気を観測しているモニターが放射線量の値の上昇を検知しましたが地上での値に変化はみられず、アメリカのエネルギー省は、従業員の地下への立ち入りを禁止して原因を調べることにしています。 メリカのエネルギー省によりますと、ニューメキシコ州南東部の地下およそ660メートルにある放射性廃棄物の処分施設で、14日深夜、施設内の空気を観測しているモニターが放射線量の値の上昇を検知しました。 当時、地下の施設内に従業員はいませんでしたが、地上にいた従業員たちが一時、避難しました。 施設から地上につながる空調設備には放射性物質を除去するフィルターが取り付けられ、これまでのところ、地上の施設周辺の放射線量の値に変化はみられないということです。 この処分施設は、アメリカで核兵器を製造する際に汚染された土壌や器具などの放射性廃棄物を最終的に