前回の「その頃日本は…〇〇があった(1)」をご覧いただき誠にありがとうございます。お隣中国で三国志の時代が到来していたころ、我が国は弥生時代の後期でした。弥生時代といえば弥生土器や吉野ヶ里遺跡で有名な高床式倉庫がパッと脳裏によぎります。 ところが意外にも中国で劉備(玄徳)や曹操(孟徳)らが戦っている最中は日本でも大規模な騒乱が起きていたりすでに日本人が海外へや外交、侵攻を開始していたことはご存知でしょうか? 前回に引き続き、本記事は義務教育では決して知ることのできない「三国志では○○があったころ、日本では○○があった」という事実をぜひともあなたに知ってほしいという願いをこめてこの記事を掲載していただいております。前置きが長くなりましたが、ぜひとも本編にお進みください。 西暦190年暴君董卓は臣下の最高位である相国に昇り、本格的に後漢朝廷を牛耳ります。相国は丞相の上のランクにあたる官位で、皇