2024年1月1日のブックマーク (1件)

  • 2023年の『紅白』で交差した過去と現在 全世代に向けた新たな最適解の探求へ

    近年、「歌合戦」の要素がますます希薄になっている『NHK紅白歌合戦』(以下、『紅白』)。昨年末の第74回もそうだった。「トリ」や「大トリ」という表現は番組中でおそらく意図的に使われず、紅組と白組が交互に歌うパターンもすでにかなり崩れている。司会陣にも組分けはなく、ほとんど常に一緒に進行。実質的には今回のテーマ通り「ボーダレス」になっていた。 また、全体の構成においてもとにかくパフォーマンスを見せることが中心で、特に前半はインタビューなども極力なくして紅組・白組関係なくシームレスに歌がつながれていた印象だ。ドミノやけん玉といった企画もあったものの、歌を聴かせることに特化する傾向がいっそう強まった感じだった。一部のアーティストで取り入れられた、別スタジオのステージにファンを呼び入れ、ファンがペンライトを振ったり、声援を送る様子も含めてパフォーマンスの熱量を伝えるようなライブ感あふれる演出も新鮮

    2023年の『紅白』で交差した過去と現在 全世代に向けた新たな最適解の探求へ
    guinshaly
    guinshaly 2024/01/01