ヒロイン手帖 その16 鏡裕之 過剰な規制の先にあるものは悲しき荒野しかない 文/荒玉みちお 構成/うぶモード特ロリ班 鏡氏は巨乳フェチゲーム、巨乳フェチ小説の第一人者である。 ロリコン界とは少し離れたところにいる。けれども漫画やゲームも絡めて法律がエロに対して規制を強化している現状に憂慮している立場は一緒だ。巨乳フェチ界きっての理論派が吠える!! 非実在青少年論―オタクと資本主義 ?規制法案反対論者の第一人者が語る 二次元の少女趣味すら受け入れられない窮屈な社会になった理由 鏡氏の論理は明快だ。 「ポルノは、資本主義と近代国家の誕生とともに生まれている。近代国家の維持には必要なものです。それを、ポルノの論理、すなわちエロティシズムを知らずに規制しようとするのは、わざわざ国家を不安定に陥れる自殺行為です。まともな為政者のすることではない。国家を預かる者が国家をぶっ壊しにかかっている。資本主