【ニューデリー=岩田智雄】「インド版巨人の星」のアニメーション、「スーラジ ザ・ライジングスター」の放映が、12月23日から始まることが決まった。日印の合作で、舞台を野球からインドの人気スポーツ、クリケットに変え、毎週日曜午前10時に30分番組で放送する。 原作は日本の「巨人の星」(梶原一騎原作、川崎のぼる作画)。主人公の「スーラジ」(日本語で太陽の意味)が、大リーグボールにあたる魔球を武器に活躍し、インド版「大リーグボール養成ギプス」も登場するという。 出版元の講談社を中心にアニメ「巨人の星」を作ったトムス・エンタテインメント(旧東京ムービー)とインドのアニメ会社が制作した。3大人気チャンネル「カラーズ」で放映する。 スポンサーには、スズキの現地子会社マルチ・スズキやコクヨの子会社コクヨ・カムリン、全日空、ダイキン工業、日清食品などの日系企業が名を連ねる。 南部ハイデラバードで制作に当た