位置情報ゲームプラットフォームを展開するコロプラが、人々の移動に関する調査と分析を行う「コロプラおでかけ研究所」を設立した。主席研究員には、大和総研でアナリスト業務に従事してきたコロプラ取締役CSOの長谷部潤氏が就任する。 同社は2005年から位置情報を活用したゲーム「コロニーな生活☆PLUS」を提供しており、現在では、ユーザーの位置登録回数が月間4000万回(コロプラサービス全体)に達している。この膨大な位置情報データをレポートにまとめて外部に発信するため、コロプラおでかけ研究所を設立。第1回レポートとして「人々の動きが急速に回復へ~東日本大震災後の東北エリア~」を発表した。同リポートからは、東北地方太平洋沖地震による被災エリアでの「人々の動き」が、回復に向かっていることが明らかになっている。 震災後、コロプラ+でユーザーが位置登録した地点の実績を見ると、山形県での位置登録エリアには大き