ジャパネットたかたといえば、家電のイメージが強いが、東日本大震災や熊本地震の発生時には、被災地への物資支援や寄付を行ない〝防災意識を日本に広めたい〟と、防災用品の販売にも力を入れている。東北出身のバイヤー、阿部さんはこう話す。 「首位のセントリーの『耐火・防水保管庫』や金庫は、日常の貴重品に加え、写真など家族との思い出をしまっておくこともご提案し、好評をいただいております。2位の『手回し充電ラジオ+テレビ』は、ワンセグテレビによって情報を得られるのが特徴。災害時にテレビが強いとの理由から好評です」 一方、避難時などに用いる防災用品は、安定して売れる定番だ。 「『防災リュックセット』は新しい災害データやお客様の声をふまえ、メーカーの防災士と共に内容を常に刷新。衛生用品や非常食は私自身が試し、商品構成に反映させることもあります。本当に必要なものだけを厳選しています」(阿部さん) ジャパネットた