2018年9月19日のブックマーク (1件)

  • 『史記』項羽本紀を読んでみよう:その30 - てぃーえすのメモ帳

    その29(http://d.hatena.ne.jp/T_S/20180918/1537196692)の続き。 漢軍滎陽、築甬道屬之河、以取敖倉粟。 漢之三年、項王數侵奪漢甬道、漢王乏、恐、請和、割滎陽以西為漢。項王欲聽之。 歴陽侯范筯曰「漢易與耳、今釋弗取、後必悔之。」項王乃與范筯急圍滎陽。漢王患之、乃用陳平計輭項王。項王使者來、為太牢具、舉欲進之。見使者、詳驚愕曰「吾以為亞父使者、乃反項王使者。」更持去、以惡項王使者。使者歸報項王、項王乃疑范筯與漢有私、稍奪之權。范筯大怒曰「天下事大定矣、君王自為之。願賜骸骨歸卒伍。」項王許之。 行未至彭城、疽發背而死。 (『史記』巻七、項羽紀) 滎陽で対峙する劉邦と項羽。だが、項羽の攻撃によって危機に瀕した劉邦は講和しようとする。 だがそれを范増が止める。前から范増は対劉邦強硬派だったのである。 其後、楚急攻、絶漢甬道、圍漢王於滎陽城。久之、

    『史記』項羽本紀を読んでみよう:その30 - てぃーえすのメモ帳
    gureneko
    gureneko 2018/09/19
    読んでてガクブルした。「離間の計が見事に効いた!」なんていうのは物語的であって、仕掛けた以上は范増の追放か項羽の権威低下の少なくともどちらかが発生する策だったのかもしれない。