防犯カメラが街の安全に貢献するとはいえ、集めた情報が悪用されたりする危険はないのか(撮影/写真部・片山菜緒子)この記事の写真をすべて見る バイオメトリクス(顔認証)市場規模推移と予測(AERA 2017年12月11日号より) 監視カメラや顔認証システムなど、防犯のための技術が進化している。安全のための技術ではあるが、監視されることに不安を覚える人も少なくないようだ。 【顔認証市場はどこまで拡大する?規模推移と予測はこちら】 10月18日、法務省は東京・羽田空港で、日本人の入国審査手続きに顔認証を使った「顔認証ゲート」の運用を始めた。帰国する日本人が対象で、ゲートで撮影した顔写真をパスポートのICチップに記録されている画像と照合、本人と確認できればゲートが開く仕組みだ。運用について、法務省東京入国管理局の羽田空港支局・島津真佐志総務課長は強調する。 「撮影した顔写真は一切保存していません。あ
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