このシリーズでは,「現象をよく観察し,そこから一般的な法則をみつけ出す」という物理学の本領に立ち返って,これまでに出版されている物理の本とはひと味違ったスタイルをとった.まず「第1部 現象から理論を予測する」があり,紙上実験を通して現象を考える.つぎに「第2部 数学編」で物理学に必要な数学を学ぶ.最後に「第3部 物理編」で物理の理論をまとめる.本書「量子力学 I」では,はじめに,プランク定数が非常に大きい世界での物理実験を行い,SF的に現象を考えてみる.最後はシュレーディンガー方程式の限界を考察する.数値計算も紹介しており,gnuplotのプログラムも掲載している.計算過程を「計算ノート」として別枠でなるべく省かずに掲載しているので,独学にも使えるテキストである. 第I部 現象から理論を予測する 第1章 不確定性原理を求めて 第2章 確率波の干渉 第3章 原子の構造への手がかり 第II部
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