ドイツのサナトリウム サナトリウム(英: sanatorium)は、長期的な療養(結核等)を必要とする人のための療養所。 Sanatoriumという言葉は従来からあったsanitarium(保養所)と結核治療施設を区別するため、「健康」を意味するラテン語のsanitasの部分を科学的な治療に、手当の意味を付け加えていることを強調するため、「治る」という意味の動詞sanoに置き換えることで作られた造語である。 かつては結核治療用の施設を指したが、その治癒率が高まった以降は精神疾患や認知症、脳卒中の後遺症など他の病気を含めたものとなっている。 結核治療のため、日当たりや空気など環境の良い高原や海浜に建てられることが多い。 日本の施設[編集] 日本での最初のサナトリウムは1887年(明治20年)、鎌倉由比ヶ浜に建てられた結核療養所「海浜院」、最大規模のものは茅ヶ崎の南湖院とされる。 富士見高原療
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