世界第2の経済大国になってしまった中国の鼻息は荒い。日本も欧州も米国も経済の不振や財政悪化に見舞われているのに、中国は世界最大の外貨準備を保有し、高い成長率を維持し、経済発展は著しい。 9月14日、大連で開かれた世界経済フォーラム夏季会議で講演した温家宝首相は余裕しゃくしゃくだった。ギリシャの財政破綻の危機に揺さぶられている欧州に対しては「投資を拡大したい」と、ホワイトナイトを気取って欧州各国の国債を購入してあげてもいいんだよ的発言までしてみせた。 この講演は、日本ではあまり報道されなかったけれど、欧州のメディアはけっこう大きく報じていた。もちろん中国の投資を歓迎しているわけではなくて警戒する空気の方が強い。温首相は、投資する代わりに中国を一人前の市場経済国家として扱え、とも要求したからである。具体的にいえば、西側諸国が規制しているハイテク製品の中国への輸出を緩和ないし解除しろ、と求め
ウルトラハイエンドGPU「Radeon HD 6990」搭載の最強ビデオカード(関連記事)は、今もあまり値下がりすることなく7万円前後で売られている。 日本人でも買うには勇気がいる価格の製品であり、中国人ならなおさらのこと、買うにはハードルが高いのは容易に想像できよう。 実際、7万円だと都市部の住民でも2ヵ月分かそれ以上の給料が必要となる。もちろん、これまで中国ではハイエンドの製品はほとんどのPCユーザーにとって無縁なものであった。 そんなRadeon HD 6990搭載の最強ビデオカードが中国でおそろしいほど売れている。なんでも、電脳街のASUSTeKやGIGABYTEなどのパーツメーカー代理店には、Radeon HD 6990搭載ビデオカードを十個~数十個まとめて購入する客がしばしばやってくるのだとか。 その原因はオンラインゲームセンターと化したインターネットカフェの競争激化でもなけれ
フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。 ツイッターは@miyazakid News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 アンドロイド携帯にインストールすると、彼氏の位置情報がまるわかりになるという女性向けのアプリ「カレログ」が、社会問題化している。「プライバシー保護」の観点から、多くの批判が寄せられる事態となっているのだ。個人の生活をより便利にしてきたITツールだが、「今までできなかったことができるようになった」ことにより、新たな問題が露見した格好となった。「時代のあだ花」とも言うべき「カレログ」の登
韓国語知りません、法律わかりません。でも機械翻訳して一部辞書で補って、取り急ぎ全訳したもの。原文は韓国国家法令情報センターの現行法文を参照のこと。 [2011.9.26 追記] 流石に訳が酷すぎたので、全面改版しました。これまでと同様、訳の正しさ、法的な正確さ(「及び」と「並びに」の違い等)は考慮できていません。 一応旧版の魚拓はとっておきました。 高木先生の訳も参考に(てゆうか、こっちの方が法文っぽい)。 位置情報の保護及び利用等に関する法律 [施行2010.9.23] [法律第10166号、2010.3.22他法改正] 放送通信委員会(個人情報保護課),02-750-2777 第1章 総則 第1条(目的)この法律は、位置情報の流出、誤用、及び乱用から私生活の秘密等を保護し、位置情報の安全な利用環境を造成し、位置情報の利用を活性化することで、国民生活の向上と公共の福祉の増進に資することを
短期連載(要求仕様のボトルネックを探る)では、ITプロジェクトにおける“要求”というものにフォーカスし、高品質な要求開発と、その要求を管理することについてお話ししました。今回の連載では、構成管理(SCM:Software Configuration Management)について見ていきたいと思います。 読者の中には、構成管理といわれると「ソースコードのバージョン管理のことでしょ」ということで、主にライブラリアンと開発者が気にするものという認識の方も多くいらっしゃるのではないかと思いますが、本当にそうでしょうか? 数人のチームで、1カ月程度で作り上げるようなシステムや、オープンソースではうまくいっても、ある程度の規模の受託開発や、製品開発ではそれだけではうまくいかないことが多いのです。そこで今回は、まずは構成管理の概要をつかんでいただきたいと思います。 プロジェクトの現場で見られる問題点
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 前回は「ビッグデータ」の世界における最も下の階層であるストレージについて見てきた。今回は、ひとつ階層を上げて「ビッグデータ」のデータ管理の階層を見ていくことにしよう。 「ビッグデータ」の世界でもRDBMSは重要 まず、データ管理、いわゆる、データベースの階層から見ていこう。「ビッグデータ」のそもそもの定義として「従来型のデータ管理技術(要するにRDBMS)では適切に管理できない量のデータ」という考え方がある。 また、「ビッグデータ」のデータストア技術としてNoSQLと呼ばれるカテゴリのソフトウェアがある(NoSQLについては後述)。これらの点から「ビッグデータ」の世界とRDBMSの世界は相容れないという印象があるかもしれないが、そうでは
■ 話題の「カレログ」、しかしてその実態は。 ここ数日、テレビのワイドショーで連日取り上げられている「カレログ」だが、以下の話はまだマスメディアでは取り上げられていないようだ。 カレログのサービスが開始されたのは8月29日だったが、9月1日にリイド社から「GALAXY S2 裏活用バイブル」というエロ本*1が出版されていた。この本の企画・編集を担当したのは、有限会社マニュスクリプトであり、カレログのサービス提供者と同一であることが判明している。 この本の表紙には以下のように、「スクープ!! (秘)アプリで彼女の動きをGPSでリアルにチェック!」と書かれている。 何のことかというと、まさに「カレログ」の紹介記事である。 「禁断! ギリギリ裏アプリ徹底研究」という最終章に掲載されており、以下のように、「大事な彼女の行動を追跡チェック!」、「悪用厳禁! 究極のストーキングアプリ!」、「パートナー
「ワンソース、マルチプラットフォームへの対応が、今後のキーになりますよ」。日経コンピュータ 2011年9月1日号の特集「企業スマホはアプリが主役」の取材で何度も聞いた言葉だ。一つのソースコードが複数の環境で動く「ワンソース、マルチプラットフォーム」とはオープンシステムが普及した頃から続く課題だが、ここで取り上げるのはiPhone、Android端末、Windows Phoneなど様々なスマートフォン上で動く“ワンソース”である。 数年前まで国内でスマートフォンと言えばiPhoneという状況だったが、続々登場する新しいAndroid端末や、8月25日に国内で発売されたWindows Phoneにより、企業が利用シーンに応じて様々な端末を所有するケースが増えている。特集では、iPhoneとAndroid端末の両方を導入しており、かつ複数の種類のAndroid端末を使っているサントリーの事例を紹
PCや携帯電話を不正に操作する「ボット」の問題が後を絶たない。改めてこのボットの実態や感染することの恐ろしさを紹介したい。 最近、PCやスマートフォンが「ボット」に感染するケースが多くなっている。ボットとは、他人がPCやスマートフォンのコントロールを奪い、スパムメールを大量に送信したり、特定企業などにDDoS(分散型サービス妨害)攻撃を仕掛けたりする凶悪なウイルスである。感染者は被害者であると同時に、加害者になってしまう。 筆者はこの問題を繰り返し提起してきたが、重要な問題であり、ボットを知らない、もしくは「人ごと」と考えているようなユーザーに向けた注意喚起として、改めてボットの実態や恐ろしさを取り上げてみたい。 日本におけるボットの実態 筆者の手元に118ページにも及ぶ資料がある。この資料は、2005年に国内で大々的に行われた調査の結果である。JPCERT コーディネーションセンターとT
総務省は6月5日、主要なキャッシュレス決済サービスに対応したQRコードの統一規格「JPQR」普及に向け、22日から導入店舗の申し込みをWebで受け付けると発表した。「LINE Pay」や「メルペイ」など18サービスを一括で申し込める。各サービスの加盟店手数料も公開した。 申し込みからQRコードなどのスターターキットが届くまでには3〜4週間を要する。申し込みできる決済サービスは「au PAY」「d払い」「はまPay」「FamiPay」「PayPay」「ゆうちょPay」「楽天ペイ」(アプリ決済)など。「OKI Pay」「commoney」「はまPay」「PayPay」「ほくほくPay」(北陸銀行・北海道銀行)「MoneyTap」は8月上旬以降、Webで申し込み可能になる。 申し込みに年会費や初期手数料はかからない。既に対象となる決済サービスと直接契約している店舗も、Web受付を通してJPQRに
2007年04月15日12:00 カテゴリiTech SMTP - SPF導入のすすめ NNIPFの話題も出たので、SPFについても書く事にします。 SPFって何? Weblioはこう答えてくれました。 SPF とは (Sender Policy Framework) エスピーエフ, えすぴーえふ SPFとは、電子メールの送信元ドメインを認証する方式のひとつである。SMTPの拡張仕様であり、RFC 4408として定義されている。 ここまでの説明は合ってます。が、以下の下りは完璧に間違っています。 SPFでは、あるドメインに対して電子メールを送ることのできるアドレスを、メールサーバーの側であらかじめ送信者のIPアドレスとして管理している。管理よって認証されたアドレスがメールサーバーの保有している情報と整合した場合に限り、そのメールが正当なものとして送信される。 詳しくはRFC 4408または
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レンズの口径が3.8メートルと国内では最大となる光学赤外線望遠鏡が、岡山県浅口市に完成した。将来の望遠鏡のために新しい技術を満載し、大きな割に機動的に動かせられる。宇宙で突発的に起…続き 銀河誕生の謎探れ 130億光年見通す望遠鏡の仕組み [有料会員限定] ケプラー宇宙望遠鏡が引退 太陽系外惑星を多数発見
日経コンピュータの独自取材によって、地方銀行など複数の銀行のインターネットバンキングシステムで不正アクセスの被害が発生していることが分かった。6月後半以降、ネットバンキングの利用者のログインIDやパスワード、口座番号といった情報が漏洩し、第三者による不正な預金の引き出しや振り込みが相次いでいる。 銀行やネットバンキングのサービスを提供するITベンダーなどが実態の調査に乗り出しているが、被害件数などは8月3日時点では明らかになっていない。地銀、ネット銀行、信用金庫、大手銀行など多くの金融機関に影響が及んでいるもようだ。 近畿地方のある地銀は、7月14日付で「インターネットバンキング不正利用のご注意」と題して、利用者に注意を促す文章をWebサイトに掲載。「スパイウエアや金融機関を装った不審なメールにより、顧客のパスワードなどを盗み取り、不正な振り込みが行われる事件が発生して問題となっている」と
PCや無線・有線インターネット、ミーティングルームなどを備えた24時間営業の便利なワーキングスペース。洗練されたインテリアと音楽、それにカフェとしても優秀――そんなフレキシブルかつ快適な空間が原宿にオープン! インターネット環境が日進月歩で発展するなか、我々のライフスタイル、そしてワーキングスタイルは大きく変化している。今ではオフィスの中で一日中過ごさなくとも、自分の好きな場所で仕事をすることが可能。カフェで、ホテルで、新幹線や飛行機の中で、はたまた公園のベンチなんかでも仕事できてしまう時代になったのだ。 とはいえ、やっぱり電源はあったほうがいいし、コピーをとったりスキャンしたりする必要が出てくることもある。ある程度の人数でミーティングしたいときもあるし、プロジェクターなんかがあったらなお便利。インテリア面にも気を配ってあったらさらにいいし、おいしいコーヒーが飲めたらもっといいなあ……
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