鳥山仁 @toriyamazine (1)今日は軽い打ち合わせを電話でしている最中に、フィクションとノンフィクションで使用する文章の違いについての話になる。個人的にはメチャメチャ面白かった。 鳥山仁 @toriyamazine (2)決定的なのは、ノンフィクションでは出来る限り断定口調を避ける、という点だ。これは、複数の要素からなる現実の一部を、切り取る事によって成立するノンフィクションというジャンルでは必須の「お作法」といえる。 鳥山仁 @toriyamazine (3)たとえば、ある歴史的事件があったとして、それがAという理由のみで起こる可能性はほぼ無い。つまり、Bという理由も少なからず関与していれば、Cという理由も関与するのが現実だ。だから、断定は可能な限り避けた方が無難という事になる。
別に独創的な考え方ではないですが「犯人が悪い奴だったので殺した」というのも「被害者が悪い奴だったので殺された」というのも、ミステリの構図としてはちょっと、どころではなく圧倒的に古くて陳腐だと思っています。存在が許されないというほどではないけど、少なくとも、社会に向けて何か物申そうという姿勢で書いていいようなものではないはずです。勧善懲悪のエンターテイメント(被害者が悪の場合は犯人が、犯人が悪の場合は探偵が裁く)と割りきって書かれたり読まれたりするならいいんですが。で、現在のミステリの状況は実際のところどうなっているのかというと、そういう断罪系(いま作った)の作品はまだまだ結構な数が存在しています。というより、下手したら大半を占めてるかも知れません。2010年だっていうのに! しかも一部は単なるエンタメとしてではなく、深い倫理的なテーマを持った「社会に向けて何か物申す」ような作品として書かれ
麻草郁(かわいい) @asakusan 見えていないものは直しようがない、という問題がある。たとえば脚本へのアドバイスを求められて「最後の出番を活かすために伏線を張ろう」と言うと、前のシーンに「そろそろあいつが来るぞ」と書いてしまう人がいる。彼にとって伏線とは事前に教えることであり、伏線の回収とは事実の確認だからだ。 2010-06-23 23:21:55 麻草郁(かわいい) @asakusan でもミステリに出てくるヒントは「ヒント」だし、シンデレラに出てくるガラスの靴はマクガフィンでしかない。ほんとうの伏線とは「見えてはいけない線」のことだ、それは回収されたとき初めて観客の脳にあらわれる。 2010-06-23 23:32:05
日本ジャック・ロンドン協会 The Jack London Society of Japan 平成30年5月23日更新 新着情報: 『アメリカン・ドリーマーズ チャーミアン・キトリッッジと ジャック・ロンドン』(クラリス・スタッズ著、大矢 健・岡崎 清・ 衣川清子・小古間甚一・小林一博 訳、明文書房、 2016年12月30日) 『ハイノルドのファースト&ラスト・チャンス酒場』 (辻井栄滋訳、明文書房、2016年9月1日) 『ジャック・ロンドン研究』第3号 (日本ジャック・ロンドン協会、2016年6月30日) 『翻訳こぼれ話―ジャック・ロンドンとともに』 (辻井栄滋著、明文書房、2015年11月3日) 『東洋の眼―ハワイ漂着日本人美女チェリーの恋物語』 (ジャック・ロンドンの未完の遺作を愛妻が完成) (芳川敏博訳、明文書房、2015年4月25日) 『ジャック・ロンドン 百年の時を超えて』 (
福山市が公募していた「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」(同市、実行委主催)の第2回受賞作が23日発表され、「伽羅(きゃら)の橋」が選ばれた大阪市の会社員、糸(より)冬了(とおる)さん(44)が、ふくやま文学館(同市丸之内1)で記者会見し、喜びを語った。 応募作は海外も含め58点。公募の市民らが選考し、同市出身のミステリー作家、島田荘司さんの最終選考で受賞作を決めた。 「伽羅の橋」は、1945年の大阪大空襲の日に、夫と子どもを殺害したという過去を持つ高齢の女性マサヲに、介護士の四条典座(のりこ)が疑問を抱き、当日の真相を追求していくストーリー。 糸さんは3年ほど前に構想を得て、既にあらすじはできあがっていたが、細部の調べものが土日しかできず、苦労したという。糸さんは「仕事を終えて帰宅してから睡眠時間を削り書き上げた。この賞がなければ、ミステリーを書くことはなかったかもしれない
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