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2010年11月9日のブックマーク (3件)

  • 映画『踊る大捜査線』での、「青島刑事、最大のピンチ」

    『「踊る大捜査線」は日映画の何を変えたのか』 (日映画専門チャンネル編・幻冬舎新書)より。 (映画『踊る大捜査線』の大ヒットの要因、その功罪について、さまざまな関係者にインタビューしたものをまとめた新書の一部です。映画ジャーナリスト・斉藤守彦さんのインタビューから) 【「踊る」の一作目が公開されたとき、僕はある雑誌の依頼で、亀山(千広)プロデューサーに取材して記事を書きました。そのとき一番印象に残った言葉があります。 亀山さんは「踊る大捜査線」を劇場公開するにあたり、初め東宝の人たちと話し合いを持ったそうです。 すると東宝の人が、「この映画を当てるために青島刑事を殺してくれ」と言い出した。 なぜなら、主人公が死んだ映画というのはヒットするから。そして何と「主人公が死んで当たった映画のリスト」まで持ってきた。 それに対して亀山さんは、「なんで俺たちがここまで育てた青島を殺さなきゃいけない

    gutihaki
    gutihaki 2010/11/09
    「「主人公が死んだ映画はヒットする」っていうのと、「だから、ヒットさせるために主人公を殺す」というのは全然違いますよね。」
  • 漫画家冨樫義博の作劇術その2: シンジの“ほにゃらら”賛歌

    ヘタッピマンガ研究所Rの冨樫義博インタビューその2 インタビューその1「天才冨樫義博の作劇メソッド」はここ ネームの真理に最も近い男と呼ばれる「HUNTERxHUNTER」の冨樫義博先生に直撃インタビュー 編集者サイトウ「先生!ストレートにお聞きしたいんですけど!」 冨樫義博「ハイ何でしょう」 編集「新人の頃これはやっといた方がいい!って事何かありますか!?」 冨樫「そーですね、僕は最初担当さんに面白くない映画を沢山観ろって言われましたね。短編小説読むのと同じで自分ならこうする、こうすれば面白くなるっていうのを観ながら考えてメモっていくんですよ。それはもう今後一切物語に没入して楽しむことはできないぞっていう覚悟の元にね。今では面白い映画もそういう観方しかできなくなったのは寂しいですけど」 編集「先生的にありもののストーリーを自分なりにアレンジするって訓練はオススメなんですね!」 冨樫「あー

  • 天才冨樫義博の作劇メソッド: シンジの“ほにゃらら”賛歌

    週刊少年ジャンプ3月1日号ヘタッピマンガ研究所R・STEP16「冨樫先生に突撃取材!」は冨樫ファンにとって見逃せないマンガだった。前回のSTEP15では冨樫先生のことを 同業者の作家たちにとって冨樫義博は「ネームの真理に一番近い男」と言われている と評したヘタッピマンガ研究所であるが、今回はより深く冨樫義博の作劇術に踏み込んでインタビューしている。 冨樫・漫画の技法を理論化するのは僕好きなんで 研究所・そういえば、冨樫先生の仕事場のスタッフさんだけに伝えられる、冨樫流ネーム虎の巻もあるって噂を聞いたんですが・・・昔先生が体調を崩して入院された時、連載で身につけてきた漫画作りのあらゆる技術をノートに書きとめたそうなんです。もし自分がこのままリタイアしてもアシさん達がうに困らないようにと・・・ 冨樫・いやーっいやいやいや、時間を持て余していただけですよ! 研究所・あのそれ・・・是非ひと目・・