江藤俊司🕊es on Twitter: "「『アラジン』の冒頭でアラジンはパンを盗むけど、それを空腹の子供たちにあげちゃって自分はお腹を空かせたままになる。鑑賞者はアラジンの好感を抱くが、盗まれたパン屋の気持ちは描写されない。これが好感度コントロールである」ってことなんだけど、読んだあとしばらく創作する気にならんかった"
「『アラジン』の冒頭でアラジンはパンを盗むけど、それを空腹の子供たちにあげちゃって自分はお腹を空かせたままになる。鑑賞者はアラジンの好感を抱くが、盗まれたパン屋の気持ちは描写されない。これが好感度コントロールである」ってことなんだけど、読んだあとしばらく創作する気にならんかった
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河の童 on Twitter: "無視したからって作者が責められるのはどうかなと思うし、気にするかしないか、どの程度気にするかの責任はわりと読者側にあると思ってる読者です。"
河の童 on Twitter: "まあ気になるタイプの読者を無視するかしないかの話にしかならないとは思うけど"
灰皿 on Twitter: "義賊的主人公にパンを盗まれたパン屋に目を向ける事で生まれる物語もあると思うけどね 単なる勧善懲悪やご都合主義ではなく、敵側の持つ事情や戦争被害やモブなどの描写に力を入れるというのは日本の漫画アニメの面白いところだと思うんだけどな"
マルチェロ on Twitter: "パンを盗んで子どもに与える、リカバリーじゃなくてパンを盗む→楽しい、しかも子どもにあげる→かっけ…の足し算でしかないんだよな。そこが足し算じゃないなら最初から盗む設定にする意味ない。なけなしの金でパン買ってあげればいいじゃん。"
マルチェロ on Twitter: "パンを盗んでみたいけど現実でやったら悲しむ人がいるから盗まないわけで、創作なら悲しむ人は存在しないからいくらでも盗めるってのが創作の肝なのに、それでもパン屋にしか目がいかないで心配しまくってるの、創作に向いてないなとなる"
マルチェロ on Twitter: "なんか「アラジンがパンを盗む」に対してどうリカバリーするかの視点しかなくて「一回くらい盗みたくない？」の視点がないの、令和〜って感じだ"
もぐもぐお煎餅 on Twitter: "アラジンがパンを盗む描写、自分は割とスッと受け入れてしまうけど、やっぱり倫理的にはツッコミどころあるのはまぁ間違いない(そして多分Twitterだとそういう論勢がつよい) これも万人が傷つかない創作は不可能、の一種のようにも思える"
小津/オストー on Twitter: "この辺、「キャラクターをどう見せたいのか」という話と、「リメイクするにあたってどう補強するか」という話でもあるのかな？ 同じディズニー作品なら美女と野獣も、「ストックホルム症候群では？」というツッコミ否定するためか、実写版で互いの内面に惹かれる描写増えてましたし"
過呼吸のひじ on Twitter: "作者がこの辺の『嫌さ』と戦ってんな、と感じると一気に信頼感に変わるというか、『戦ってる作品＞気付いてなさそうな作品＞＞＞分かって無視してそうな作品』の順に関心度合いが決まるなあ。そして分かったうえで無視することも間違った戦略ではないため、ぼくは今好感度コントロールを試みています。"
過呼吸のひじ on Twitter: "esさんのこれは『本質は好感度コントロールである』というところへの失望が本論だろうとは思うんだけど、でもまあそれをやるなってんじゃあなくうまくやってくれ、というのが実際の感覚だよなあ。『パン屋を悪役にする』をやられた瞬間、その作品への興味関心の8割くらいが損耗する。"
小野寺系 / Kei Onodera on Twitter: "この問題って、コンビニでおにぎり一個万引きして捕まったベトナムの技能実習生の話を彷彿とさせるところがある。店に損害が出てるのは分かるんだけど、そこで生じる善悪よりも、原因を生み出した社会について考えようじゃないかというのが『アラジ… https://t.co/LiS7nAzTMM"
小野寺系 / Kei Onodera on Twitter: "アラジンは最初は問題のある人物として描かれているので、この時点でパン屋にパン一個の損害を与えたツケは、逃亡時に命を狙われている描写と、子供にパンを分け与えた描写で、感情移入できる領域にとどまれていると思う。アグラバーの治安の悪さと… https://t.co/4dzNlxAgLe"
江藤俊司／es on Twitter: "ちょっと看過できない速度で伸びているので補足しておきますと、『好感度コントロール』＝「善行だけを認識させる」ではないし、重要な技術でもあるし、方法もひとつではありません。パッと思い付くだけでも『チェンソーマン』『血界戦線』『銀魂』… https://t.co/p24pq3Pf0x"
江藤俊司／es on Twitter: "「自分が何に対して忠実であろうとするか」を意識無意識に関わらず決めてる人は（時代にとって）正しかろうが間違っていようが強いし、心を折らずに作り続けていくためにはそれが必要"
江藤俊司／es on Twitter: "そういう意味では「俺は俺の”面白い”だけを絶対原理として創作するぜ～～～！！！」の強さを感じることもあるし、トップスピードのまま”時代の壁”に激突して大破している様を見て「流れ星が落ちた…アンタの閃光…見届けたぜ…」と思うこともある"
江藤俊司／es on Twitter: "それはそれとして”お金をいただくお仕事”としては「ハンバーグが食べたい！」というお客さまに「なるべく美味しいハンバーグをお出ししたい！」でそのへんをカットする図太さも必要で、俺の場合は「折り合いを付けるために表に出ない膨大な設定を作る必要」が生まれる"
江藤俊司🕊es on Twitter: "ではこれを解消するための”言い訳”はどうするの？という問いに対するアンサー、安易に考えると「パン屋を邪悪にする」とかになりがちで、それはすべての”悪役”に適応される考え方なわけで、「主人公のプロパガンダを永久に行うことになるのか…？」っていう絶望みたいなものは常に心のどこかにある"