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「自分は普通の人生を送っている善良な人間だ」と思っている人が、突然「お前らは傲慢な勝ち組だから、持たざるものはお前らの命を狙っている」などと言われてその立場を受け入れたとしても、持っているものを分け与えることで持たざる人々の環境を変えて対立を解消しようなんて絶対に思わないものな。
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すずもと on Twitter: "最終的には「創作における"都合のいい女"ではない女とは、主人公を振る女だけである」みたいなつまらんところに着地してしまいそうな話ではある。いやそれとてメタ的には都合のいい存在であり、それすら排除しようとすれば究極的には「創作の女を… https://t.co/0dAI5yS7Uy"
すずもと on Twitter: "とは言え一旦「困難さの麻薬性」に気がついてしまうと、主人公が試練を乗り越えてヒロインと結ばれる物語もイージーなヒロインがひたすら甘やかしてくれる物語も単に好みの問題なのだなあとか、「いま自分は困難な物語に甘やかされているなあ」、みたいなことを意識しながら読むようになってしまった。"
すずもと on Twitter: "実際、「物語に逃げるな！現実を見ろ！」みたいな人もたまにいるけど、そもそも当の現実さえ物語を通じてしか受容できないのが人間なのであって、物語を排してフラットに現実を認識することが可能だと考えること自体がまた物語に囚われた態度ではある。「現実教」と言ってもいいかも知れない。"
すずもと on Twitter: "いやそういうメタな話ではないことは分かっているのだけども、自分が常に飢えて求めているのが「リアリティある困難さで上手く自分を騙してくれる物語」であることに気付いたとき、結局のところどれも麻薬であることに変わりはないと思ってしまったんだよな。まあそれでも物語を求めてしまうのだけど。"
すずもと on Twitter: "ハルヒやルイズは軟弱な男に都合のよい女ではなかった的な話、たとえどれほどハードルの高い女であれ「ラブコメで主人公とくっつくヒロイン」である時点で都合のよい女だし、むしろハードルが高ければ高いほど、ただ読んでいるだけの読者により強い達成感を与えてくれる、より都合の良い女なのでは…。"
すずもと on Twitter: "しかしまあ、「負け組になったからといって犯罪に走る人間は社会に存在してはならない」という規範が、結果的に「負け組は黙って静かに死んでいくべき」という、勝ち組にとって非常に都合の良い状況を作り上げてしまっている面はあるのだよな。これは本当に気に入らないのだが。"
すずもと on Twitter: "持っているものを手放すくらいなら、徹底的な排除と殲滅を選ぶだろう。今はそういう対立が存在しないことになっているから維持されているものが多分たくさんあるけど、一旦そうした対立が認識されてしまったら色々なものが崩壊していくんじゃないかな。"
すずもと on Twitter: "「自分は普通の人生を送っている善良な人間だ」と思っている人が、突然「お前らは傲慢な勝ち組だから、持たざるものはお前らの命を狙っている」などと言われてその立場を受け入れたとしても、持っているものを分け与えることで持たざる人々の環境を変えて対立を解消しようなんて絶対に思わないものな。"
すずもと on Twitter: "川崎の通り魔は「同情の余地なく身勝手で、完全な自己責任とわかる程度に自業自得で、模倣犯が出たがらない程度に特殊な事情がある」ような動機に落ち着く他ないだろうが、逆に「中流は特定の層から命を狙われるほどに恨みの対象である」と社会が認識してしまったら、それこそ後の展開が怖い気がする。"
すずもと on Twitter: "そして犯罪原因論は、自分を善良な人間と信じる人にとって、「自分はどんなときでも犯罪など起こさない人間だ」「犯罪者は犯罪を起こすような人間だから劣悪な環境にいるのであり、自分は善良なのであのような環境に転落することはない」という安心を補強する材料にもなっている。"
すずもと on Twitter: "日本では犯罪機会論が定着せず、犯罪原因論が支持されるという話、つまり日本人は不安が高いということだと思っている。機会(環境)によっては犯罪を起こしかねない人間と共存していると思うのは不安なのだ。欲しいのは、いかなるときも犯罪を起こさない人間だけで固めた社会による「安心」なのだな。"
すずもと on Twitter: "@ogawaissui 全くそう思います。ただ、分かり合える「場合」、報われる「時」、努力する「程度」が、ヒトの個体に実現可能な範囲に収まらないことも多々あり、それは個体にとっては「絶対不可能」にしか見えないわけです。現実は、個々… https://t.co/KoxwuVnWH0"