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インドと経済に関するguutarouのブックマーク (5)

  • 「2つのインド」の物語 アフリカより貧しく英国より金持ちな国

    (2012年9月25日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) インドの首都デリーから郊外に向かって伸びるハイウエー沿いには、「エキゾティカ・ドリームビラ」などと名付けられた新興住宅地の広告がいくつも掲げられている。 手入れされた芝生の上に立った若い夫婦が微笑んでいる絵が描かれ、「ライフスタイルここにあり」といったキャッチコピーが添えてあるのが典型的なパターンだ。 トイレも整備されておらず、子供が栄養失調に苦しむインドの現実 しかし、このハイウエーを走り続けて隣のウッタルプラデーシュ州の奥深くに入り込むと、エキゾチックでもなく夢も感じられないライフスタイルが目に飛び込んでくる。ブダウンという都市の郊外では子供たちの多くが栄養失調の徴候を見せており、不潔な街中をヤギや水牛、雌牛やラクダが歩き回っている。 この地区では現在、国連児童基金(ユニセフ)がすべての家屋に近代的なトイレを設置するキャンペーン

  • インド経済:魔力を失いつつある国

    (英エコノミスト誌 2012年3月24日号) インドが膨大な経済的潜在力を発揮するのを政治が邪魔している。 インドは大きな数字の国だ。10億人を超える人口、100万件の暴動、1000の言語を抱える場所である。だが、1947年の独立以来、2種類のインド経済しかなかったと言っても過言ではないだろう。 1つ目の経済は、怠惰な成長、気がおかしくなるようなお役所仕事、息が詰まるような官僚主義を生み出した。2つ目の経済は、1990年代の自由化の後に徐々に回転速度を上げ、その結果、インドは2000年代半ばまでに楽観論が一気に広がる国になった。つまり、外に向けて開かれ、後退しているとはいえまだ厄介な公的部門を克服した起業家に満ちた国だ。 インドは、有利な人口動態や意欲的な企業、漸進的な改革、貯蓄意欲と投資意欲のおかげで、急成長のロングスパートを享受する運命にあるように見えた。 ところが最近、絶対に死のうと

  • 中国、インドが進める空母保有 金食い虫を維持できるか?  (MONEYzine) - Yahoo!ニュース

    空母という軍艦は、派兵やいわゆる砲艦外交にはうってつけだが、保有するには実に手のかかる代物でもあるようだ。 現在、世界の空母保有国は、アメリカロシア、フランス、タイ、イギリス、イタリア、スペイン、インド、ブラジルの9カ国。保有数はアメリカの10隻以上を除き、各国1ないしは2隻。アジアではインドとタイが各1隻だ。では運用や稼働面はどうなっているのだろうか。 空母は、建造費、維持費、人件費などとにかく金い虫のようだ。基的に空母を含め軍艦は、最低でも3隻のローテーションなくしては、その能力を充分に発揮できず、実戦配備用、訓練用、そして点検・修理用の各1隻が必要となるといわれている。 また空母単独では敵の攻撃を防ぎきれないため、サポートする軍艦も欠かせない。当然、関わる人員も大所帯となり人件費もそれなりにかさむ。そのため、実質空母の持つ能力を活かしきれているのは、アメリカだけという見方

  • フィリピンがインドの仕事を奪うということ - 月明飛錫

    雑記 | 01:11 | フィリピンへの出張から帰ってきた知人に、フィリピンがインドからコールセンターの仕事を奪って、成長を謳歌していると聞いた。調べてみたところ、今年はフィリピンがコールセンター売上で首位に立つ見通しだとわかった。 1.フィリピンがコールセンターで首位に2000年以降、インドが欧米企業のコールセンターをはじめとするビジネス・プロセス・アウトソーシング(以下、BPO)の拠点となって成長してきたことは、ネットワーク化とグローバル化の象徴のようにいわれてきた。インドのBPO産業は、今年の売上高124億ドル(1兆円)、300万人を雇用する一大産業となっている。 そのコールセンター事業の拠点が、最近はインドからフィリピンにシフトしている。米系BPO企業大手エベレスト・グループの調査機関・エベレスト研究所によると、フィリピンのコールセンター売上高は、今年57億ドルに達し、インドの55

  • インド経済:驚異的な経済の奇跡  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年10月2日号) インドの政府は弱いかもしれないが、民間企業は力を持っている。 劣悪なトイレ。デング熱を媒介する蚊が飛び交う澱んだ水たまり。今にも崩れそうな石造りの建物。ずさんな警備。テロ攻撃――。 インドのデリーでは10月3日に、72カ国・地域が参加するコモンウェルスゲームズ(英連邦競技大会)が幕を開ける。開幕に向けた準備は、今のところ好意的な評価は得ていない。英国のあるタブロイド紙は見出しに「コモンフィルス」(英連邦の汚物)と掲げたが、これでもまだ優しい方だ。 主催者がこれから最後の追い込みで見た目をきれいに仕上げるとしても、デリーでのコモンウェルスゲームズは、よくて「混乱した大会」として人々の記憶に残るだろう。 中国は2008年、ほぼ完璧にオリンピックの開催国を務めて見せた。その差はこれ以上ないほど歴然としている。多くの人はこの事実から間違った教訓を導き出

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