Jリーグで活躍するサッカーチームを誕生させようと、NPO法人「弘前Jスポーツプロジェクト」が13日、弘前市で新チームの発足式を開いた。チーム名は「ブランデュー弘前FC」。監督にはJ2水戸ホーリーホックで主将を務めた吉本岳史氏(34)が就任する。 ブランデュー弘前の選手は、津軽地方出身の17人。このうち13人は別の法人が運営する弘前の「リベロ津軽SC」の社会人チームでプレーしていたが、プロを目指すため自前の法人で運営することになり、チームを解散して移籍した。 新チーム名はフランス語で「白」と「神」を意味する造語。「白神山地のように津軽から世界へ羽ばたく」との思いを込めた。まずは今年の県リーグ優勝を目標に掲げ、来年の東北リーグ2部入りを狙う。 発足式では、関係者ら200人を前に選手らが自己紹介した。主将で西目屋村職員の西沢雄貴さん(25)は、「みんなが一つになってチームを応援してもらい、地域を