タグ

政治とデモに関するguutarouのブックマーク (27)

  • 日本では「一般市民の日常生活を狙ったヘイトスピーチデモ」が野放しにされている - ボン兄タイムス

    去年ごろから国会やマスメディアではヘイトスピーチデモをめぐる議論が盛んに行われている。しかし、どれをみても一調子な繁華街で公然と行われる民族差別という切り口ばかりであり、当に恐ろしい問題点について、全く触れられていないでいる。 それは、ヘイトスピーチデモ隊が個人を標的したデモ活動を平気で行うということだ。そして誰も逮捕もされないのである。 これは、あるヘイトスピーチデモの動画だ。 デモ隊数十名が過激な言動を繰り広げ、騒乱状態に陥っているという特徴は、新大久保などで行われるデモと同じだ。しかし、よく見てほしい。 このデモは、住宅街の路地裏で行われているのだ。 ヘイトスピーチについて批判的な主張をしているネットジャーナリストに対する抗議として行われたもので、参加者は複数の関連団体によって動員されたようだ。 動画の冒頭のマンションはそのジャーナリストの事務所が入っているという。しかし、入居者

    日本では「一般市民の日常生活を狙ったヘイトスピーチデモ」が野放しにされている - ボン兄タイムス
  • トルコのデモと民主主義 ―― 「強権的な政府」と「民主主義を希求する大衆」か?/柿﨑正樹 - SYNODOS

    トルコのデモと民主主義 ―― 「強権的な政府」と「民主主義を希求する大衆」か? 柿﨑正樹 トルコ政治 / 比較政治 国際 #トルコ#デモ#ゲジ公園#エルドアン首相#ケマリスト トルコでは5月末からこれまで、およそ三週間にわたり各地で抗議デモがつづいている。当初はイスタンブール新市街にあるゲジ公園再開発計画に対するごく小規模な反対運動だった。しかし、寝泊まりをしながら公園内の樹木の伐採を阻止していたデモ参加者らを警察が強制退去させたことでデモが拡大した。 平和的に抗議活動をしていた若者に対して警察が至近距離から催涙スプレーを使用し、彼らのテントを焼き払う映像はソーシャルメディアで次から次へと共有され、警察および政府の対応に異議を唱える人々が瞬く間に支援デモを全国各地で開始した。 全国に広がった一連の抗議デモは、5月末の発生からおよそ半月が過ぎた今でも、沈静化の兆しが見えない状況だ。これまで警

    トルコのデモと民主主義 ―― 「強権的な政府」と「民主主義を希求する大衆」か?/柿﨑正樹 - SYNODOS
  • 毛沢東の肖像画が登場した反日デモ その正体をおおざっぱに考えてみた - 大陸浪人のススメ 〜迷宮旅社別館〜

    気になるので取り急ぎ。 日15日の北京市内での反日デモの様子。 市内に住む劉曉原さんという弁護士が微博に投稿した画像とツイート以下に引用掲載してみる。 (http://weibo.com/liuxiaoyuan2010) この弁護士、実は中国語版Wikipediaに項目が立てられているほどの人権派弁護士で、 ものの考え方がリベラルな人である。 そのため、わざわざコメをつける人間もやっぱり頭がいいやつがちらほらといる。 以下、例によって読みやすいように意訳である。 原文の直訳とは微妙に異なる場合があるが、書き手の伝えたいニュアンスと われわれ読み手のリーダビリティを優先した結果なので諒としてほしい。 では、みてみよう。 ―――――――――――――――――――――――――――― http://weibo.com/1840604224/yBWttlkoG#1347677

  • 反日デモ暴動に「あまりに愚かで悲しい」「義和団や文革のようだ」──中国のネット「理性愛国」の声 (1/2) - ITmedia ニュース

    連日続く中国における反日デモ。過去の反日デモ隊が暴徒と化すことはよくあるが、今回は窓ガラスという窓ガラスを破壊し尽くし、デパートの店内やホテルを荒らし尽くし、一部の日系企業の工場やディーラー販売店をも破壊し尽くした。その映像や写真をテレビやネットで見た人なら、モラルのなさ過ぎる暴徒にただただ驚かされたことだろう。 この情報だけ見た日人は「中国人は反日だ、暴れる人間も随分いて中国人は恐ろしい」と思うかもしれない。一方で中国人の知人がいる日人や、中国在住の日人は「いやそんなことはない、多くの中国人は実に友好的だ」と言っている。実際暴動に反対する中国人もいる。中国各地域に住んでいる日人、中国人の発信する情報は、いずれも「尖閣諸島は中国のもの」と中国人は信じているものの「反日デモに参加しない人が多数派だ」というものだった。 検索から分かる前代未聞の関心の高さ まずは「尖閣諸島国有化」につい

    反日デモ暴動に「あまりに愚かで悲しい」「義和団や文革のようだ」──中国のネット「理性愛国」の声 (1/2) - ITmedia ニュース
  • 日本人の嫌いな中国は、中国人の嫌いな中国と同じものである - 旅行人編集長のーと

    フェイスブックにのった中国人Hao Liさんの記事を転載します。ツイッターからリンクをはりましたが、フェイスブックに入れない人もいるでしょうから、私のブログでお読みくだされば幸いです。 以下は、原文のままです。 中国国内今の状況を皆さんに説明します 今日、尖閣諸島問題が発端となった大規模な反日デモが、中国全土の主要大都市で起きた。日系、もしく日テーマとした商業施設や、日車など物的の被害も多く発生。 これに対して、中国版ツイッター「微博」で大きな話題となり、デモの様子や被害の様子も、微博で生中継され、多くな有名人や知識人を始め、全国からデモの妥当性を疑問する声と暴力行為を非難する声が上がりました。そして、今回のデモは民衆自発的ではなく、国内問題から民衆の注意力を転移する目的で、政府主導ではないかとの認識も広がり、明日上海で予定されるデモに不参加の呼びかけも始まってます。 このような動きは

    日本人の嫌いな中国は、中国人の嫌いな中国と同じものである - 旅行人編集長のーと
  • De Legibus et consuetudinibus Interreticuli

    さて、前回の記事のつづき。 判例主義と法律主義の違いが理由となって、英米法と大陸法では、法律のもつ重みが違う。英米法では、法律が「正しさ」に向かうための一般的なガイドラインに過ぎないのに対して、大陸法では、「正しさ」とは論理的に法律に合致していることに(ほとんど)等しい。そうすると、法律を作るときの気合の入り方・深刻さと、これを使う側である私たち下々の者たちの意識が変わってくる。 判例主義である英米法諸国において、法律が適当に作られているというつもりはまったくないけど、大陸法である日とはかなり違った法・法律の運用がされている。 まず、判例法諸国では、法律は議会のみが作るけど、法は裁判所も作ってよいことになっている。だから、法律に規定がない事態が生じたとき、裁判所は、過去の事例を参照しながら、また、法律以外のさまざまな意見や学説を参考にしながら、目の前の問題を解決することになる。英米法諸国

  • ロシア暴動・デモを現地で撮影した臨場感あふれるムービー&これまでの経緯まとめ

    12月4日にロシア連邦で下院国家会議の選挙が行われました。投票率は60%で、開票の結果、ウラジーミル・プーチン首相率いる統一ロシアが238議席を獲得して第1党の座を守りましたが、その議席数は以前と比べて77議席減となりました。 この選挙をめぐって不正疑惑が持ち上がり、5日にはモスクワで8000人規模のデモが発生。軍や警察により拘束されている人も出ていますが、デモに参加する人の数は増えまくっており、その動画がYouTubeへとアップされています。 まず、選挙の結果はコレ。 露中央選管 下院選最終結果発表: The Voice of Russia 投票率は60%だった。 下院第6会期(任期5年・450議席)には、「統一ロシア」、ロシア連邦共産党、「公正ロシア」、ロシア自由民主党の4政党が議員を送る。 中央選管のデータによれば、各党の獲得議席は「統一ロシア」が238(前回315)、共産党が92(

    ロシア暴動・デモを現地で撮影した臨場感あふれるムービー&これまでの経緯まとめ
  • 政治という「現実」に組み込まれた「ウォール街デモ」

    ニューヨークのウォール街を中心に、全米に広がっているデモですが、ここへ来てアメリカ政治という「現実」とのリンクが明確になってきているようです。 まず、今週のデモ隊は、マンハッタン島内の「億万長者のコンドミニアム」に押しかけて抗議行動をしています。その光景は、何とも「子供っぽい」ものでした。バスを仕立てて、デモ隊の集結地であるダウンタウンから、富裕層の住むアッパー・イーストなどへ押しかけたというのもマンガ的ですし、ニューズ・コーポレーションのマードック会長邸の外で「税金を払え」というコールをするというのは、同氏の支配する米国の「FOXニュース」などのTVメディアが「保守的」ということへの反発が重なって見え、メッセージがぼやけた印象です。 この欄でも取り上げた「サブプライムの問題を予見した天才」ジョン・ポールソン氏の邸宅もデモ隊に囲まれましたが、不動産バブルの破綻をリスクを取りながら予見した

  • 「ウォール街占拠デモ」はどこまで本気なのか?

    ここ数週間、ニューヨークのダウンタウンで続いている「Occupy Wall Street(ウォール街占拠デモ)」は、先週末にはブルックリン・ブリッジでの無許可行進をめぐって大量の逮捕者を出すと共に、ニュース・メディアに話題を提供した形になっています。一部の芸能人や、経済界でも例えばジョージ・ソロスなどはある種の理解をしているようですが、ウォール街の関係者とも言うべき多くの経済評論家は、デモに対して非常に冷淡です。 いつもはアナーキーな「アブないオジサンのキャラ」で登場するジム・クレマー(CNBC)などは、今回のデモに関してはジョークを飛ばすどころか、3日の月曜には「奴らには何の主張もないんですよ。バカバカしいだけです。それにTVで取り上げると警察が悪玉で、逮捕された連中が善玉になっちゃうでしょ。報道で取り上げるのも問題ですよね」あるいは「強いて言えば、カイロの切羽詰まったデモというより、ア

  • ウォール街占拠デモへの賛歌 行き詰まる政治へのアンチテーゼ

    「Occupy Wall Street(ウォール街を占拠せよ)」と銘打ったデモが連日繰り広げられ、ここへ来てほかの都市にも広がってきた〔AFPBB News〕 筆者は今週、「ウォール街占拠」デモを取材しに行く途中、厳重にバリケードが張られた通り沿いを歩き、イタリア人の無政府主義者らが1920年に爆弾を爆発させ、38人を殺害したとされる旧JPモルガン社――石造りのビルにはいまだに爆破の爪痕が残っている――を通り過ぎた。 そしてトリニティ教会を右折し、デモ隊の陣地であるズコッティ公園にたどり着いた。 この1週間でメディアに取り上げられるようになった若い抗議者たちの中には無政府主義者もいる。特に先週末、ブルックリン橋を封鎖したとして700人が拘束された時は多かった。 だが、筆者が出会った抗議者たちは気立てのいい穏やかな若者だった。彼らが一番騒がしくなったのは、あるグループが車座になって座り、ド

  • / WSJ日本版 - jp.WSJ.com - Wsj.com

    アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。

  • はてなハイク サービス終了のお知らせ

    平素より「はてなハイク」をご利用いただき、ありがとうございます。 「お題でつながるミニブログ」としてご利用いただいていた「はてなハイク」は、2019年3月27日をもちまして、サービスの提供を終了させていただきました。 これまでご利用いただきましたユーザーの皆さまに深く感謝いたします。 誠にありがとうございました。 詳しくは下記をご覧ください。 http://labo.hatenastaff.com/entry/2018/11/19/113653 株式会社はてな

  • なぜ日本では「市民運動」が格好ワルイいのか?

    原発事故以来、色々なことを考えているのだが、その一つが「なぜ日では民意がなかなか反映されないのだろう」ということ。泊原発の再稼働容認が典型的な例。これだけ多くの人が反対しているのにも関らず(参照、参照)、必要だったはずのストレステストもなく、原子力安全委員会の形だけの二重チェック(参照)で北海道知事の再稼働容認となった。 「政治家が票集めで忙しくて実際に国を運営しているのは官僚」「官僚の業界への天下りが官民の癒着を生み出している」「マスコミはスポンサーに不利になることは報じない」などの政府やマスコミにも大きな問題があるが、国民側にも若干問題があると思う。うまく表現するのは難しいのだが、 政府は「お上」であり、市民運動とは「お上にたてつくこと」に相当する という江戸時代から続いているメンタリティが根っこのどこかにあるのではないかと思う。それが「市民運動=左翼活動」というイメージを固定化させ

  • 「普通の人たち」をレイシズムに駆り立てるもの

    「普通の人たち」をレイシズムに駆り立てるもの 先週にひきつづき、在日韓国YMCAへ。フリージャーナリスト、安田浩一の講演を聞く。「連続講座 移住者のリアリティ」 の第4期第4回「レイシズムの現場を取材して~社会を息苦しくするものはなにか」。 安田浩一はこの数か月間、在特会および「行動する保守」関連の取材を重ね、そのまとめの記事が載った『『g2』第6号がちょうど発売になった当日というタイミングだった。講演の内容は『g2』の記事「在特会の正体」でまとめられていることにそったもので、在特会および「行動する保守」のデモや街宣に参加する人たちが、何をきっかけに、どういう考えでレイシズムに染まっていったのかを、自身の取材体験をもとに解き明かすというもの。 この『g2』の記事は、おそらくこれまでに出た在特会に関する記事の中でもっとも深く、正確にその実態を記述したものだと思う。従来的な保守/リベラル、ある

    「普通の人たち」をレイシズムに駆り立てるもの
  • 河野太郎公式サイト | 声を上げますか、それとも泣き寝入りですか

    たくさんの方々にメルマガ、ブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。 しかし、これで終わってしまっては意味がありません。 東京電力の福島第一原子力発電所が起こした事故の賠償金を国民の電力料金を引き上げてまかなうという、政府の東京電力救済案には反対であるというインターネット上のみなさんの意見を、現実の政治に反映していかなければなりません。 ではどうすればよいのか。 地元の国会議員に皆さんの意見をきちんと伝えてください。 どうやって? あなたは、あなたの選挙区で選出された国会議員がだれか知っていますか。知らなければ調べましょう。衆議院議員と参議院議員がいるはずです。 誰かわかったら、その議員のホームページで、事務所がどこにあるかを調べてください。場所がわかったら、訪ねていきましょう。遠慮することはありません。そのための事務所です。 今、通常国会が開かれていますから、国会議員は平日は国会

  • 震災・原発事故報道のさなか、中東で何が起こっていたか | Foresight

    で大地震が発生し、それに伴う津波が間をおかず押し寄せ、そこから引き起こされた原発事故が拡大していく過程で、年初以来、アラブ世界の政治変動に大部分の時間を割いていたBBC、アル=ジャジーラ、CNNなどの国際ニュース・テレビ局の関心が、一転して日に集中した。3月11日から1週間は、ほぼ常に日の状況がトップニュースだった。2週間が経過した現在も、日の状況はトップ3に入り、克明に伝えられている。ほかの2つはリビアとイエメンの情勢であり、さらに、シリアで勃発した反政府抗議運動や、エジプトの民主化の過程が詳細に報じられている。中東の激動はいよいよ拡散し、加速している。日の状況はあたかもそれらリビアやイエメンといった大混乱の危険地帯と同列であるかのように、国際メディア報道上では取り扱われている。 日のメディアは震災と原発事故報道一色となり、日語のテレビや新聞・雑誌を通じて世界のニュースを

  • オバマはデモ隊の味方? リビア空爆で更に複雑化したアラブ情勢

    3月19日(土)のフランス、英国、アメリカ(およびカナダ、イタリア)によるリビアのカダフィ政権に対する空爆は、オバマ大統領としても苦渋の選択だったと思います。まず、空爆に踏み切った理由ですが、大きく2つあると思います。1つは、日の原発危機に端を達した国際的なエネルギー危機の渦中で、カダフィはベンガジという大油田の破壊を示唆しており、アメリカとしては、これを許すわけには行かなかったという点。もう1つは、このままリビアの反政府勢力を「見殺し」にすれば、オバマのイスラム政策、すなわちチュニジアやエジプトでの民衆の蜂起を支持し、アラブの民主化を支持する姿勢が対外的に貫けなくなるという問題です。 ですが、アメリカとしてはここで全面的に攻撃の先頭に立つことはできませんでした。それは、オバマ大統領として2008年の大統領選で当選したのは「ブッシュのイラク戦争」への反対という世論に乗っていた面が強いわけ

  • リビア争乱は問題として見れば始まりとともに終わり: 極東ブログ

    リビア情勢はどうなるのか。展開が急なわりに問題の軸がうまく見いだせず、漫然と事態を見ていたのだが、今朝ワシントンポストとフィナンシャルタイムズの社説を読んだら、すっとわかった。もうすべて終わっている。簡単に言えば、カダフィー「大佐」はすでに国際的な人道上の犯罪者だから、生き延びてもその国の石油は西側社会が抑えるということ。終わり。これって、イラク戦争2.0ではないのか。 リビア問題を見る上でキーとなる条件がいくつかあった。IT革命、アラブ諸国の民主化、独裁体制の崩壊……とかではない。まず、リビアは小国であることだ。隣国エジプトの人口は8300万人だが、リビアは640万人。エジプトの十分の一も満たない。「不安定化するイスラム諸国」とかのお話に付随するイラスト地図を見ると、エジプト並みサイズの国で暴動が起きているというイメージを持ちやすいが、あの国土にエジプトの十分の一の国民が散らばっていると

  • 中東の窓 : カッダーフィについて

    カッダーフィについて 2011年02月22日 18:44 リビア 最近いろいろな方からコメントをいただきますが、日も衛星中継で昔カッダーフィと話をしたが、理想主義で大局から物を見る人との印象を受けたが、当に彼は抑圧者なのかと言う質問を受けました。 大変面白い、と言うか重要な問題なので、ここで彼について私の考えているところを少し整理してみたいと思います。 と言うのは彼は欧米では一般にmad dog(狂犬)と呼ばれて、せいぜい良くて道化と呼ばれた様で、基的には人民の抑圧者、テロ支援者、誇大妄想狂というイメージしか持たれていなかったと思います。 ところがそのリビアに石油があったために面と向かっては、少なくとも欧州の連中は悪口が言えなかったところに、カッダーフィが米国の爆撃以来すっかりおとなしくなり、テロ支援も手控え、ロッカビーの被害者にも補償をしたり、大量破壊兵器開発をやめたりしたので、す

  • コラム:リビア、懸念すべきシナリオ

    ■リビア、懸念すべきシナリオ 2011年02月20日『クドゥス・アラビー』 【アブドゥルバーリー・アトワーン】 リビアで何が起きているのか、全く分からない。国営テレビは、首都トリポリでムアンマル・カッザーフィー大佐支援デモに数千人が参加というニュースを流すばかりだ。ひどく不透明な情勢である。当局はネット、つまり「フェイスブック」を遮断した。同国に外国人特派員はおらず、世界の通信各社とコンタクトするのは大多数が政権中枢の人々だ。そうではない人々も政権を恐れている。 しかしこれは、現在リビア各都市で起きている蜂起以前なら、同国の状況が良かったという意味ではない。リビアは、欧州社会主義体制崩壊以前のアルバニアにおけるエンヴェル・ホジャ[1985年没、アルバニア共産党党首、独裁者として知られる]の共和国に似ている。基的な相違点としては、リビア指導者は、国庫に入る年間500億ドルに加え、2000億