露サンクトペテルブルク(St. Petersburg)で行われた、プーチン政権とロシア正教批判で勾留されている女性パンクバンド「プッシー・ライオット(Pussy Riot)」のメンバー釈放を要求するデモ(2012年7月26日撮影)。(c)AFP/OLGA MALTSEVA 【7月30日 AFP】2月、露モスクワ(Moscow)のロシア正教会の大聖堂に5人の覆面女性が忍び込み外壁の上から演奏したのは、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を批判する歌だった。女性ばかりのパンクバンド「プッシー・ライオット(Pussy Riot)」の演奏は数分間しか続かなかったが、彼女たちの歌声は今後ロシアに何年も響き渡るだろう。 メンバーのうち3人は3月の大統領選の前に「フーリガン行為」の罪で逮捕され、裁判が開かれないまま4か月間勾留され続けてきた。今月20日にやっと開始された公判では、