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格差社会に関するguutarouのブックマーク (30)

  • 概念上の「貧乏人」と実存する「貧乏人」を混同して語る愚かさ。 - 想像力はベッドルームと路上から

    格差社会って何だろう - 内田樹の研究室 人生論として見るなら別に個人の自由だから構わないけれど、これを社会全般に適応させるのは間違ってるよね。しかも、現状認識もズレてる気がする。 まず、「格差社会」なんて言葉が出てくるようになったのは、もちろんメディアが過剰に騒ぎ立てている部分もあるけれど、餓死者や自殺者といった「貧困の犠牲者」と「ネットカフェ難民」のようなその「予備軍」が目に見えて増加してきたからに他ならない。 彼らに必要なのは具体的な「住居」であり「事」であるが、自給自足が可能な環境でない限り、「住居」と「事」は「消費」という手段を経なければ手に入らない。またそうした環境を獲得し維持するための「職」と「収入」も必要となれるが、それらは往々にして「収益の最大化」を強く求められる。それを拒否すれば「職」と「収入」が消失し、「消費」を通じた「住居」と「事」の確保もできなくなる。政府に

    概念上の「貧乏人」と実存する「貧乏人」を混同して語る愚かさ。 - 想像力はベッドルームと路上から
  • 教育費が嵩むようにするだけで簡単に社会を断絶させることができる

    現状、東大に入学できる学生のほとんどが高所得世帯出身である事実は否定できない。公立学校で教育を受けても十分な教育が受けられず東大を初めとする一流国立大学の入試対策ができない。入試対策が充実している公立高校に入ろうとすると、このような公立高校入試の対策をするために塾に行かなければならない。 どんな経路を辿るにせよ、日で最高水準の教育を受けようとすると物凄く高コストになる。欧州のように無料で大学教育をするのは日では不可能に近い。すると、どうなるか。社会の支配階級になることができるのは富裕層に限定される。富裕層は当然ながら経済的貧困を経験したことが無い。だから、貧困層を救うのに経済政策として何が必要なのかを判断する事ができない。また自らの生存を脅かすものを自力で排除する経験に乏しいので、貧困層が学識を積み重ね、能力を磨いて富裕層の仲間入りをすることが最初から不可能な制度を作り上げようとする。

  • 数ヶ月間日雇いだけで生活していたことがある。

    数ヶ月間日雇いだけで生活していたことがある。あの空間は異常だった。 八時間勤務で八千円程度の仕事を二連続、下手したら三連続とか入れる癖に、 パチンコに千円札を突っ込み続けることを全く疑問と思っていない人たちが居た。 そしてタバコを日に一箱吸い、酒を飲み、一(コンビニ)で千円使うことを何とも思わない。 そして宿がないため派遣事務所の床で寝る。 将来に対してまともな計画を持っている人間は一人もいなかった。 肉体労働者が必要なのはわかる。 ビルを解体したときの瓦礫を運ぶ人間が、必要なのはわかる。 高層マンションの内装を、一階から階段で上げる仕事など普通の内装屋がやるわけがない。 日に三件も回らなければいけない引っ越し屋が、社員だけですべてを回していくのは不可能だろう。 広大な倉庫で、無数の商品を、一つ一つ宛先に合わせて詰める作業は、未だ機械が代わってくれるものではない。 一晩で設営しなければな

    数ヶ月間日雇いだけで生活していたことがある。
  • マガジン9条〜マガ9対談:第1回「雨宮処凜さん×森永卓郎さん/その1」〜

    070926up マガ9対談:第1回『森永卓郎さん×雨宮処凛さん/テーマ:格差と貧困戦争。』 〈その1〉「こうして日は格差社会になった」 世代も専門も違うお二人に、現在の日が抱えている格差と貧困問題、 そしてこの問題と戦争との親和性について、語ってもらいました。 雨宮処凛●あまみや かりん作家。1975年、北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。「マガジン9条」「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」

  • econdays.net

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  • ウチが貧乏だから大学に行けない 深刻化するアメリカの格差問題 : Market Hack

    ニューヨーク・タイムズは金曜日の第1面の記事で「教育における裕福層と貧困層の格差が拡大」という記事を掲げています。 それによるとアメリカでは昔、大学進学率は肌の色、つまり白人か黒人か?というファクターによって決定される場合が多かったです。 しかし近年は人種は関係なく、むしろ親が裕福かどうかで決まってしまう場合が多いのだそうです。 実際、スタンフォード大学の社会学者、ショーン・リアダンの研究では共通試験(Standardized reading test scores)での成績格差は白人と黒人という比較をした場合、1960年代以降、格差はどんどん縮まっています。逆に裕福層と低所得者層という比較基準で見た場合、格差はどんどん拡大しています。 このことは大学進学率にも如実に表れています。 いま四年制大学を卒業しているかどうかという事はアメリカで新しく社会人になる若者の将来の成功(=つまり所得)を

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  • 地域格差は、娯楽の格差/なぜ東北の人々はパチンコに並ぶのか - デマこい!

    みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) 作者: 桜井のりお出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2007/01/09メディア: コミック購入: 6人 クリック: 147回この商品を含むブログ (270件) を見る 大学時代の友人とひさしぶりに会ったら、話があわなくなっていた。 待ち合わせ場所は秋葉原。私がアニメの話題作についてペラペラと喋っていたら、彼はぽかんとした表情を浮かべていた。『Stein’s Gate』はおろか、『まどか☆マギカ』も『けいおん』も観ていないという。私にとっての一般常識を、何一つ共有できなかった。彼に非はない。私がそちらのカルチャーに染まってしまっただけだ。 ただし、東京の友人には社会人になってからオタク化した人が多い。独身の男性(に限らないのだが)は帰宅後ヒマだ。バラエティ番組は最近あまり面白くない。しかも帰宅する時間が遅くなりがちで、テレビをつければち

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  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

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  • メルマガの予告編「格差社会について」 - 内田樹の研究室

    メルマガに書いたのはこの4倍くらいの量ですので、「予告編」をブログに掲載することにしました。こういう話がこれから二転三転するんですけれどね、もちろん。 まずはイノウエくんの質問から。 第二回 「最近は、「今の世の中は閉塞感に満ちている。それは世の中が膠着しているからだ。そしてなぜ膠着しているかと言えば、既得権益を貪る老害たちが若者にチャンスを回さないからだ」と考える人が多い気がします。しかし、私はこの考え方がしっくりきません。 確かに個別に見ていけば、「さすがにもう前線は退いて、若い人にその席を譲ってもいいのではないか?」と思う人はいます(けっこうたくさんいますね……)。でも社会全体の構造を考えると、年長者全員の物分かりがよくなって「若者に笑顔やチャンスやお金をふりまいた」からといって、世の中が良くなるようには思えないのです。年長者がある意味で「壁」になり、青年がその「壁」を乗り越えるため

  • 上野千鶴子 三浦展「消費社会から格差社会へ 中流団塊と下流ジュニアの未来」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    河出書房新社 2007年4月 書を読んでみる気になったのは、赤木智弘氏の「若者を見殺しにする国」を読んで今ひとつすっきりしない点が残ったためである。赤木氏の議論では、絶対的な貧困と相対的な貧困が充分に区別されていないように思えた。絶対的な貧困とは「飢えて生きていけない」ということであり、相対的な貧困とは「尊厳がなくみじめである」ということである。 赤木氏は「いまでこそフリーターは、私のように親元で生活できている人も多く、生死の問題とまで考えられていないのですが、親が働けなくなったり死んだりすれば、確実に生死の問題となります。それまでの生活水準を維持できないのは当然として、フリーターの給料では自分ひとりですら生きていけるかが怪しく、ホームレスになるか自殺するかの二者択一になる可能性が高いのです。すくなくとも家が資産家でもなんでもない私は、その二択を迫られるでしょう。/ ちなみに私は、どうせ

    上野千鶴子 三浦展「消費社会から格差社会へ 中流団塊と下流ジュニアの未来」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)