「野球の人はなにもしれくれないからねえ」 サッカーサポーターによる震災復興支援活動「Football saves Japan」のメンバーがボランティア活動中に現地の方からこんな冗談を言われたという。 これは単にサッカーのファンが親切で野球のファンがそうではないといった話ではない。ただサッカーのサポーターには、こうした状況のなかで支援活動に積極的に乗り出していく意識がいつの間にか自然と根付いている。それはなぜなのか。「フットボールサミット第3回」のアマゾンレビューではこんなことが書かれている。 無給のスタッフ=ボランティアによる社会の本質的な変革 東日本大震災のボランティアで印象的だったのは「Football saves Japan」の活動でした。様々なクラブのサポーターが集まって、ベガルタ仙台に対して緊急物資輸送を行い、その後もヘドロ処理などを継続的に行ったというものです。こうした活動には