いよいよ9月2日からワールドカップ・アジア地区3次予選が始まります。 誰しも初めてのことには好奇心がわくもので、未知のものが目の前にあると「詳しく見てみたい」「触れてみたい」「自分もやってみたい」と思うものでしょう。私にとってワールドカップのアジア予選はまさにそれで、今から非常にワクワクしています。 アジア予選はヨーロッパより1年早くスタートする、非常な長丁場です。おまけにアジア大陸は東西にも南北にも長い。しかし、だからこそアジアでしか味わえない楽しみがあると言えます。いろいろな国に多種多様な文化があり、文化や気候、民族性に根差したサッカーのスタイルがある。それらを実際にその場所に足を運んで肌で感じることができるのは代表監督という仕事の醍醐味の一つではないでしょうか。きっと魅力的な経験になることでしょう。 幸いなことに、日本サッカー協会にはそのアジア予選を1998年から3大会連続してクリア