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ブックマーク / samuraiblue.jp (2)

  • ザッケローニ監督手記 vol.04「ワールドカップ予選」

    いよいよ9月2日からワールドカップ・アジア地区3次予選が始まります。 誰しも初めてのことには好奇心がわくもので、未知のものが目の前にあると「詳しく見てみたい」「触れてみたい」「自分もやってみたい」と思うものでしょう。私にとってワールドカップのアジア予選はまさにそれで、今から非常にワクワクしています。 アジア予選はヨーロッパより1年早くスタートする、非常な長丁場です。おまけにアジア大陸は東西にも南北にも長い。しかし、だからこそアジアでしか味わえない楽しみがあると言えます。いろいろな国に多種多様な文化があり、文化や気候、民族性に根差したサッカーのスタイルがある。それらを実際にその場所に足を運んで肌で感じることができるのは代表監督という仕事の醍醐味の一つではないでしょうか。きっと魅力的な経験になることでしょう。 幸いなことに、日サッカー協会にはそのアジア予選を1998年から3大会連続してクリア

  • ザッケローニ監督手記 vol.01「運命の国」

    ちょうど今から1年前、世界はワールドカップの熱狂の中にありました。南アフリカで開かれた世界最大のお祭りを私も家族と一緒に一喜一憂しながら見ていました。もちろん、そのころは私が日本代表の監督になるとは夢にも思っていませんでした。 ワールドカップが始まる1カ月くらい前だったでしょうか。当時はまだユベントスの監督だった私のもとに日本代表監督の岡田武史さんがトリノまで訪ねて来られました。今にして思うと当に不思議でなりません。岡田さんとは共通の知人を介して知り合い、その時は戦術論や日サッカーについていろいろな話をしました。イタリアで長くクラブチームの監督を務めた私ですが、現職の代表監督と話す機会はそうそうないものです。そういう貴重な経験の相手が日の代表監督だったこと。振り返ると運命的なことのように思えます。 そこに何かを感じたのでしょう。ワールドカップの期間中、日は私にとって気になる国にな

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