子どもの発達障害は、近年よく知られるようになってきました。しかし、大人の発達障害はまだまだ認知度が低く、ただの変わった人として敬遠されたり、厄介な人と誤解されたりすることが多いように思います。 というのも、大人の発達障害の場合、子どもの発達障害とは異なる特徴があるからだ、と述べるのは、長年、発達障害の親子を見てきた杉山登志郎先生です。 キーワードは代償である。つまり、凸凹レベルであっても、凸凹レベルであればなおのこと、健常と呼ばれている人々とは異なった戦略で、いわば脳の中にバイパスを作って、適応を計るということをおこなっている。(p223) 大人の発達障害の人たちは、発達障害に対する配慮などない時代に育ってきました。 そのため、「代償」により、自分なりの生存戦略を身に着けていて、一見子どもの発達障害の特徴とは真反対に思えるようなスキルを身に着けていることもしばしばです。 あるいは、自分の独
![大人の発達障害を見分ける10のチェックポイント―キーワードは「代償」と「誤学習」 | いつも空が見えるから](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8a22cd3c38c3a693cb26e58c695d697d0ff66458/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsusumu-akashi.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F12%2Fthumbnail.jpg)