現在、故郷の沖縄にあるJFLのクラブ、FC琉球でプレイする我那覇和樹。今季はJ2昇格を目指す 拙著『争うは本意ならねど』を出した後、中身を読んでいない編集者などから「なぜ、今、我那覇を書くのか」とよく聞かれた。憚(はばか)りながら、と前置きしてシンプルに答える。サッカーに携わる人たちに知って欲しい事実がそこにあるからです、と。 あなたが、サッカー協会に登録されているプレイヤー(プロは言うに及ばず、18歳以下の第2種、15歳以下の第3種、12歳以下の第4種、女子サッカー、40歳以上のいわゆるシニア層、もしくはフットサルに興じる個人登録もすべて含む)なら、ちょうど4年前の今頃を思い起こして欲しい。 2008年の2月1日から、4月までの間にケガや持病の治療のために手術や静脈注射をした方は日本中に何人くらいいるだろうか。なぜ、こんなことを問うのか。それは当時、日本サッカー協会内でとんでもない医事規
![【JFL】日本サッカーを救った男・我那覇和樹のリスタート。「やりきる自信が出てきた」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21ceaead4197de75da7e31c5cfa623bf95ec88d8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsportiva.shueisha.co.jp%2Fclm%2Ffootball%2Fjleague_other%2F2012%2Ffiles%2Fsportiva%2FDSC00014-1.jpg)