ライドシェア、全面解禁不透明 河野氏と国交省に隔たり 時事通信 政治部2024年05月30日07時07分配信 小泉進次郎元環境相(右から3人目)からライドシェアに関する超党派勉強会の提言書を受け取る斉藤鉄夫国土交通相(同4人目)=29日午後、国交省 一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」の全面解禁を巡り、政府内の調整が難航している。IT事業者らの参入を認めるかどうかについて、積極派の河野太郎規制改革担当相と、慎重論の強い国土交通省が対立。岸田文雄首相は全面解禁を視野に法整備に関する考え方を6月にも示すよう指示したが、先行きは不透明だ。 バス、鉄道事業者の参入容認 ライドシェア、タクシー以外も―国交省 4月に東京都、愛知県、京都府などの一部地域で時間帯を限定して導入された「日本版ライドシェア」は、タクシー会社が運行管理するのが特徴だ。 河野氏と斉藤鉄夫国交相は27日に協