ファミリーマートと経営統合に向けて協議中のユニーグループ・ホールディングス(GHD)が、傘下のユニーが運営する総合スーパーなど最大50店舗程度を閉鎖する方向で検討していることが16日、分かった。 ファミリーマートとの経営統合をめぐり、低迷している総合スーパー事業の収益改善策が焦点になっていた。 ユニーは、東海地方や関東などで総合スーパーの「アピタ」や「ピアゴ」など計約230店を運営している。閉鎖対象は不採算の店舗が中心になる見通しだ。 統合の前提として、ファミリーマート側が総合スーパー事業の立て直しを強く求めていた。 ファミリーマートとユニーGHDは2016年9月に統合を完了する予定で、今年10月末までに統合に向けた基本合意を目指している。