「プロスキル」とは習得に1万時間(10年)を要するスキル。対する「プチスキル」とは2500時間(2.5年)で習得できるスキルであり、100人に1人くらいの人が持つ「それなりのレア度のスキル」。 『「プチスキル」をかけ合わせて「レア人材」になる 一生食える「強み」のつくり方』(堀場英雄著、日本実業出版社)の著者は、「これからの時代は、プロスキルをひとつだけ習得するのと同じ時間内にプチスキルを4つ習得し、それらを「かけ算」した方が強みになる」と主張しています。 では「プロスキル」と「プチスキル」には、どのような特徴があるのでしょうか? 第1章「これからの時代を生き抜くのに必要な『プチスキル』とは何か?」から要点を引き出してみます。まずはプロスキル習得に際しての問題点から。 プロスキル習得の問題点 1.10年続けるのは困難 1年間は52週。平日5日だけを利用してスキルアップするなら、プロスキルは