人間関係において、相手の表情を見ながら自分の話し方や態度を変えるのは1つのコミュニケーション手段だ。しかし相手の表情が、その人の“本心”を表しているとは限らない。もしかしたら、“ウソの表情”を浮かべながら会話をしている可能性がある。 ここでは、「空気を読むを科学する研究所」の代表で、「表情分析」のテクニックを使って犯罪捜査にも協力してきた清水建二氏の著書『裏切り者は顔に出る 上司、顧客、家族のホンネは「表情」から読み解ける』(中央公論新社)から一部を抜粋。日常生活の中で“ホンネ”を見抜くための表情分析スキルを紹介する。(全2回の2回目/前編を読む) ◆◆◆