アルマ望遠鏡に、世界で最も高性能なスーパーコンピュータの一つが備え付けられました。「アルマ相関器 (ALMA Correlator)」と呼ばれるこのスーパーコンピュータは1億3400万個のプロセッサを持ち、1秒間に1京7000兆(17,000,000,000,000,000)回の計算を行うことができます。これは、現在世界最高性能のスーパーコンピュータとほぼ同等の性能です(注1)。この相関器は、米欧が製造する50台の12mアンテナ(12mアレイ)で受信された電波を処理するための専用スーパーコンピュータで、これによって50台のアンテナがひとつの巨大の電波望遠鏡として使えるようになります。なお、日本が分担した16台のアンテナで受信した電波は、日本が製造したACA相関器で処理されます。ACA相関器は1秒間に120兆回の計算能力を持ち、すでにアルマ望遠鏡山頂施設(標高5000m)に設置が完了していま
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