え?と思わず2度見してしまいそうな、かなりスパイスが効いたコンピレーションCDが2月2日に登場した。アルバム『ザ・一発屋』である。禁断のタイトルが神々しい。 その名の通り、この『ザ・一発屋(ワン・ヒット・ワンダーズ)』は、1980~1990年代の日本の洋楽シーンにドカンと一発華々しく咲き誇り、そしてすーっと消えていったアーティストとそのヒット曲が結集した、魅惑のコンピ作品なのである。 英語ではワン・ヒット・ワンダーズと呼ばれる一発屋は、小林克也の監修・選曲によりセレクトされ、アルバムに集結となった。「U・キャント・タッチ・ジス/MCハマー」、「スキャットマン/スキャットマン・ジョン」、「ドゥビ・ドゥビ/ミー&マイ」、「恋のマカレナ/ロス・デル・リオ」、「ギヴ・ミー・アップ/マイケル・フォーチュナティ」…などなど、その時代に燦然と輝く大ヒット曲ばかり。監修の小林克也は「“一発屋”こそが、ポッ