山口県周南市金峰(みたけ)の民家4軒から男女計5人の遺体が見つかった連続殺人・放火事件で、山口県警は26日朝、同じ集落に住む重要参考人(63)を現場から約1キロ北の山中で発見、身柄を確保したと発表した。21日の事件発生後、行方が分からなくなっており、事件について何らかの事情を知っているとみて、周南署に任意同行して話を聴く。周辺では本人のものとみられる遺留品が見つかっており、26日朝から重点的に捜索していた。 県警によると、捜査員が26日午前9時過ぎ、山中に潜んでいる人物を発見。氏名を確認したところ、重要参考人本人と認めた。けがなどはしておらず、自分で歩ける状態で、肌着とパンツを身につけていたが、靴は履いていなかった。 25日の捜索で、男物のシャツとズボン、重要参考人名義の携帯電話などが発見された。重要参考人の家から500〜600メートル東にある橋から北東に行った山中の獣道に放置してあっ