「1億円当選」の案内メールにだまされそうになった女性を詐欺被害から防いだとして、兵庫県警明石署はこのほど、セブン-イレブン明石野々上店の店員垂水嘉寛さん(31)に感謝状を贈った。 同署などによると9日午後、60代の女性が同店のレジに来て「5千円を入金したい」と依頼した。 レジに入っていた垂水さんが、プリペイドカードへの入金だと思い対応していると、女性が「16桁の数字が必要」と言い出した。 入金に暗証番号は必要ないと知っていた垂水さんが不審に思い事情を聞くと、「1億円当選」「10億円当選」「受け取るために5千円の振り込みが必要」などと書かれたメールを見せられた。 詐欺だと気付いた垂水さんは女性を説得。女性はいったん納得して帰ったが、約1時間後に再来店し「5千円は損しても構わないから振り込んでほしい」と頼むので、110番し、警察官に説得してもらった。 垂水さんは「電子マネーに詳しくなさそうな雰