新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、緊急事態宣言が5月31日まで延長されたのを受け、兵庫県内では文化施設が相次いで臨時休館の延長を決めた。一方、商業施設は、食品など生活必需品を販売する形で、従来の対応を続ける店舗が目立つ。 芸術文化センター(西宮市)など県立の文化施設は臨時休館を31日まで延長。翌日が通常休館の場合は6月1日まで休む。神戸市立の施設も同様の措置を取っている。ほかにも伊丹市立美術館、姫路市立美術館が同日まで休館。神戸映画資料館(神戸市長田区)も当面の休館を決めた。 感染者が確認されていない丹波篠山市は、市立田園交響ホールの臨時休館を5月10日までとし、同7日に改めて期間を検討する。 一方、商業施設では、神戸阪急(神戸市中央区)が当面、平日限定で食品フロアのみの営業を継続する。神戸ビーフ館(同)は同31日まで休業を延長し、複数のホテルも5月末までの休業延長を決めた。 ただ、