異例の沈黙と直後の嘆息、古巣本拠地でのソロ弾に米テレビ局が粋な計らい マーリンズのイチロー外野手が19日(日本時間20日)、かつて本拠地としてプレーしたセーフコ・フィールドで劇的なソロ弾を放った。古巣マリナーズ戦に「9番・ライト」でスタメン出場し、9回の最終打席で今季初本塁打をマーク。2015年のマーリンズ移籍後、初の凱旋試合となったベテランの一発に会場は興奮に包まれた。その一戦を中継した地元テレビ局はその感動を伝えるために、実況と解説が約43秒間沈黙するという粋な計らいを見せた。 最大のドラマは9回に待っていた。6点を追う状況でイチローが先頭で打席に立つと、マイアミでテレビ中継をした「FOXスポーツ・フロリダ」の名物実況のリッチ・ウォルツ氏は現役時代ドジャースで新人王を獲得した解説者のトッド・ホランズワース元外野手に「イチローです。あなたが指摘した通り、これがシアトルでプレーする最後の打