兵庫県議会の自民党、公明党、立憲民主党と無所属議員などでつくる「ひょうご県民連合」、共産党の4会派と無所属4人が12日、斎藤元彦知事の辞職を求めて提出した申し入れ書の全文は次の通り。 文書問題が惹起(じゃっき)されてから約半年。現在、県政への信頼は大きく損なわれ、県民のみならず全国から厳しい批判が寄せられている。危機的状態にある県政を目の当たりにして、二元代表制の一翼を担う兵庫県議会として忸怩(じくじ)たる思いを禁じ得ない。 我々(われわれ)兵庫県議会は51年ぶりにいわゆる百条委員会を設置し、知事はじめ県幹部に向けられた7つの告発内容について真偽を明らかにすることを通じて県政の信頼回復に全力を傾注してきた。 一方、斎藤知事は、告発文書の内容に真実が存在し、文書が「嘘(うそ)八百」ではないことが明らかになったにもかかわらず、「文書に真実相当性がない」という従来からの考え方を変えることなく頑(
