Apple Computerのファンは長い間、Mac OS Xを使っていれば安全だと指摘することが大好きだった。同OSにはハッカーがほとんど手を出さなかったからだ。しかし、先ごろ3種類の脅威が明らかになったことを受け、一部からは同OSの安全神話がついに終焉を迎えた、との声が上がり始めている。 ここ2週間のあいだに、Mac OS Xを狙うワームが2つ発見されたほか、簡単に悪用できる深刻なセキュリティ脆弱性も同OSに見つかった。この脆弱性により、Macユーザーも悪質なウェブサイトや電子メール経由で悪質なコードがインストールされる脅威にさらされることになった。こうした脅威はこれまでWindowsユーザーが頻繁にさらされてきたものだった。 これらの脅威は、Macを取り巻く環境が大きく変化していることを示すものだが、しかしMacユーザーはあまり心配する必要はないと専門家らは述べている。明らかになった