オープン戦が始まり、各球団の若手選手たちが開幕一軍を目指し奮闘中。特に今季は、春季キャンプ前までノーマークだった投手たちの活躍ぶりが光る。 ロッテの二木康太がその一人だ。二木は鹿児島情報高から13年ドラフト6位でプロ入り。一軍登板は昨季まで、1試合のみ。プロ入り2年間は、二軍で腕を磨いた。3年目の今季は、一軍でキャンプを迎えると、2月13日のラミゴとの練習試合で4回を無失点と好投。指揮官も「十分期待できる」と評価した。さらに同月25日のオリックスとの練習試合でも4回、3奪三振、無失点と結果を残す。 2日に行われたイースタン春季教育リーグ・ヤクルト戦では、5回を投げ2安打5奪三振、無失点。この二軍戦を含めると今季対外試合は、13イニングを投げて、1度も失点していない。アピールを続けていけば、開幕ローテーション入りも見えてくる。 サウスポーでは、2年前のオフから菊池雄星に弟子入りした西武の佐藤