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2007年12月14日のブックマーク (2件)

  • サーバ型放送~異なるNHKと地上波民放の思惑(前編)

    ストリーミング型とファイル型 サーバ型放送は、伝送方法により大きく二つの方式に分けられる。リアルタイム視聴も可能な「ストリーム型サービス」と、HDDなどの大容量メディアに蓄積しておいて後でタイムシフト視聴をする「ファイル型サービス」である。NHKはその両方の提供を考えており、民放各局が注目しているのは後者の方である。 元々のサーバ型放送のコンセプトは、放送局が、責任と自信を持って提供するコンテンツを、これまでの「編成」という時間軸から開放し、インターネットライクに、ユーザーが自由に視聴できるようにするサービスだった。 だから、「放送」という言葉を使ってはいるが、最終的に、放送波を使うか、ブロードバンドを使うかということは、それぞれの事業者が決めればいい。だが、規格上は「サーバ型放送」と名乗っていることもあって、放送事業者が中心になって、メーカーや通信事業者も含めた協議会を作って準備している

    サーバ型放送~異なるNHKと地上波民放の思惑(前編)
  • 民放の根幹を揺るがす、ある“深刻な”事態(1)〜テレビCMの限界が見え始めた - ビジネススタイル - nikkei BPnet

    民放の根幹を揺るがす、ある“深刻な”事態(1)〜テレビCMの限界が見え始めた テレビ放送が始まって、はや、半世紀以上が経過した。 ここへ来て、テレビ放送の行く末を、あるいはテレビという存在そのものを、大きく揺るがしかねない深刻な事態が進行中である。当連載では、そのような問題をいくつか取り上げて、テレビは今、何をすべきかを、読者とともに考えていきたい。 まず語ろうと思うのは、民放を震撼させはじめた巨大で困難な問題についてである。 「民放」とは、いうまでもなく「民間放送」の略称で、公共放送NHKとの併存体制をとっている日独自の呼び方だ。これは、カネ儲けという目的だけが全面に出るのはいかがなものかという配慮に基づく形式的な呼び方であって、実態や機能に注目するならば「商業放送」または「広告放送」と呼んだほうがよい。諸外国でもそのように呼ばれている。 つまりは、放送時にCM(=comme