概要 ディスククォータ(disk quota)とは、複数の利用者が共用するコンピュータで、一人ずつに割り当てられたストレージ(外部記憶装置)の上限容量。OSの管理機能として提供されるもので、管理者が各ユーザーアカウントやディレクトリごとに自由に使える容量の上限値を設定することができる。 ディスククォータの設定が有効な場合、OSが各利用者のストレージ使用量を監視し、利用者が自分のクォータ容量を超えてファイルなどを作成・複製しようとすると、ストレージへの書き込みを拒否して警告メッセージを表示する。 ディスククォータにより使用できる記憶容量を強制的に制限することで、特定の利用者が大きな容量を占有してシステムの動作に支障をきたしたり、他の利用者がファイルを保存できなくなるのを防ぐことができる。 Linuxなどでは上限値としてソフトリミットとハードリミットの二種類を設定できる。ソフトリミットを超える
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