サポーターから「戦術クラスタ」まで幅広い層のサッカーファンが生息する日本のTwitter界隈で、個人によるデータ分析やインフォグラフィックを発信する流れを作ったパイオニアが“GIUBILOMARIO”こと河野大地氏だ。現在はスポーツの分析動画共有アプリを開発している『SPLYZA』でデザイナー兼アナリストとして活躍する河野氏に、様々な才能が混在するインターネット発のアナリストの可能性を聞いた。 「カッコいい」が情報発信のきっかけ ──河野さんといえば、個人でのデータ取得・インターネット上での情報発信のパイオニアです。特に河野さんが作って発信している、データを「可視化」した「インフォグラフィック」は大きな反響を呼んでいます。スポーツにおけるデータの価値を高めるためにそのような情報発信を始めたのでしょうか? 「そこは単純に『自分の興味があるもの』『カッコいいもの』を共有したいっていうのが最初の