1.活動目的 欧州では、産学連携が進んでおり、とくに制御技術関連で著しい。翻って本邦では、企業と大学の連携の成果が学会レベルでも表れておらず、先端的な制御技術で欧州に遅れをとることが危惧されてきた。そこで、 2014年度より、本会と先端的な制御・モデリングに関する研究者を多数擁する計測自動制御学会(SICE)とが共同して「自動車制御とモデルの研究専門委員会」を設置し活動してきた。同委員会は、自動車関連の技術者と制御・モデリング関連の研究者の情報交換や連携で成果をあげており、一例として、自動車関連エンジニアが、制御・モデリングの現実的な課題を「AIチャレンジ」、「ベンチマーク問題」として公開し、大学院で研究論文の題材として利用する活動を実施してきており多数の論文発表の成果がある。さらに、数学者と連携し、新しい数理的手法による課題の解決を試みる。 2.委員長・幹事(2024-25年度) 委員長