2011/11/18(金)夜にフジテレビ系で放映されたドラマ「悪魔の種子」のキーワードは「遺伝子組換えイネ」と「農業研究所」。それらに関わる本職の皆様のドラマ実況ツイートをまとめてみました。
毎日新聞の質問なるほドリ*1に遺伝子組換え作物が取り上げられていました。回答は遠藤和行記者。 質問なるほドリ:遺伝子組み換え作物って、安全なの?=回答・遠藤和行 Q どんな作物があるの? A 例えば害虫に強いトウモロコシは、土壌中の細菌から取り出した遺伝子の一部を細胞の核に入れて生まれました。組み込まれた遺伝子によってできるたんぱく質を害虫が食べると、消化機能が働かず餓死します。強い品種の登場で農作物の収穫量が増えれば、深刻化が予想される食料問題の解決につながるとの期待もあります。 Q 虫が食べて死ぬ作物を食べるなんて不安だなあ。 A 動物実験では、組み換え作物を食べて健康障害が出たとの結果がある一方で、安全性を確認した研究も数多くあります。日本の厚生労働省も「害虫だけに働きかけるもので、人間には影響ない」との考えです。それでも、自然界にない特性を持たせた食物のため「現在の科学では分からな
正直ここまで来ると感心します。たてつづけに署名記事として,これほど偏った上に誤った認識を主張し続ける内容の記事を書き続けるということは,そうそう出来るものでは無いと思います。同僚の小島記者は,どういう思いでこの記事を読んでいるのでしょう。 質問なるほドリ:遺伝子組み換え作物って、安全なの?=回答・遠藤和行(毎日新聞) ◆遺伝子組み換え作物って、安全なの? ◇「健康被害」の懸念、根強く 農作物99品種のみ流通認可 最初のタイトルからいきなり恣意的です。読み始めた人にマイナスイメージを持たせようという意図がひしひしと感じられます。実際審査基準には安全性以外にもカルタヘナ法に基づく環境への対応も含まれていますし,これだけの情報では99品種というのは多いのか少ないのか判断も出来ません。にもかかわらず「99種のみ」と書くことで,遺伝子組換え作物の大部分が危険であるかのような印象を持たせています。さす
先日ご紹介した「食卓どこへ…」のシリーズですが,順調に連載が続いています。本日で第三弾です。 食卓どこへ:遺伝子組み換え/2 表示義務「対象外」多く 食卓どこへ:遺伝子組み換え/3 米農家「安全性、疑問ない」 ちなみに第三弾の「米農家」は「米(こめ)農家」ではなく「米(アメリカ)農家」です。 正直ここまで偏向的な連載記事になることは予想していなかったので,かなりあきれています。第二弾はまるでイオンの宣伝広告です。遺伝子組換えの影響があるはずもない植物油などの加工品について, 一方、消費者庁食品表示課は「表示は品質の違いを示し、選択の幅を広げるのが目的」としながらも「遺伝子が残っていない食用油などでは品質上の差があるとはいえない」と慎重な姿勢を示している というコメントを紹介していますが,この書き方ではまるで「官僚が言い訳をしている」かのようにしか見えません。当然,先日私がしたような「科学的
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