『私の恋人』 著者:上田岳弘 出版:新潮社 初出「新潮 2015年4月号」レビュー・あらすじ・論評・感想 2015年 第28回三島由紀夫賞受賞作品。著者の上田岳弘氏は『太陽』で第45回新潮新人賞受賞、同作は第27回三島賞候補にも。二作目の『惑星』では第152回芥川賞候補。そして三作目の『私の恋人』で第28回三島賞を受賞した。 「これからの純文学の世界をリードして行ける才能が現われた」読了後の作者上田岳弘氏への私の評価は簡潔にこの一文だった… 【スポンサーリンク】 私の恋人posted with ヨメレバ上田 岳弘 新潮社 2015-06-30 Amazonで探すKindleで探す楽天ブックスで探す7netで探す あらすじ 10万年もの時を超え、3人の「私」1人目の私は旧石器時代の洞窟で、現代社会・科学技術を予見し当時の文字で壁に書き残す。2人目の私はナチス収容所で1人目が思い描いた理想の恋