福島第一原発の事故から8か月あまり。いま福島原発から出ている放射性物質「セシウム」の量は、事故直後の1300万分の1にまで減少している。11月17日の会見で政府・東電統合対策室は、年内の原子炉冷温停止に自信をのぞかせ、ようやく出口が見え始めたかに見えた。関連記事【放射能漏れ】阿武隈川から放射性セシ…放射性物質、10日で地球一周 半分以…記事本文の続き しかし、その後、原発3号機の原子炉建屋内部で毎時1600ミリシーベルトという、測定が始まった5月10日以降で最高の放射線量が記録されたことが発覚。国民の間には「やっぱりまだ危険なのでは…」という恐れが増している。 安心と不安が混ざりあうなか、私たちの生活にかかわる重大なニュースも発表された。これまで国が発表してきた放射能汚染マップは東北、関東の12都県分にとどまっており、「放射性物質が飛んだのは東北・関東だけ」と思い込んでいた人も多いはず。
今の自分は、出会った人や読んできた本によって、できあがっている あの小冊子は、新聞の付録だったのか、記憶が曖昧で定かではないのだが、1ヶ月に1回程度の頻度で届いていた気がする。オールカラーで内容もさまざまだった気がする。その中には、プロ野球の選手名鑑もあって、私は、母から受け取り、大切にしていた記憶がある。母は、…
東京電力福島第1原子力発電所から、高濃度の放射性物質(放射能)に汚染された水が海に流れ続けている。4月4日には、低レベルの放射性物質を含む廃液を大量に放出することが決まり、海の汚染がさらに広がるのは避けられない。魚への影響は今のところ確認されていないが、東電は分析にミスがあった可能性があるとして海水の汚染データの公表を中断しており、現状が正しく把握ができていない状況だ。関連記事高濃度汚染水流出 海水中で拡散?「魚…【Q&A】海の放射性物質、私たちへの…記事本文の続き ■「心配いらない」 水産庁のまとめでは、3月23日~4月1日に千葉、茨城県沖などで採取されたイワシやアジ、ハマグリなどから、基準値を超えた放射性セシウムは検出されず、食用には問題がないことが確認されている。 東京海洋大の石丸隆教授は、放射性物質が検出されたとしても、「現状は低いレベルで問題ない。1年中食べ続けるわけではないので
福島第一原発事故発生当初、ほうれん草などの“葉物”を中心に放射能汚染が相次いだ。しかし、これからは“根菜”が問題になってくるという。放射線防護学に詳しい日本大学専任講師の野口邦和さんはこう話す。 「葉の表面に付着した放射性物質が落ちたいま、根からの摂取が脅威になります。セシウムは主に深さ5cmまでの土壌に滞留するので、さつまいもなど地表に近いところに根を張る野菜に気をつけるべきです」 北里大学の伊藤伸彦教授(獣医放射線学)がセシウム対策としておすすめするのは、栄養素の一種であるカリウムが豊富な野菜だ。 「セシウムとカリウムは、有毒か無毒かの違いをのぞけば、実は非常に性質がよく似ているんです。カリウムをたくさん摂取しておけば、セシウムが体内にはいり込む余地が少なくなります」(伊藤さん) カリウムを多く含むのは、豆類や海藻類のほか、かぼちゃやトマト、なすなどの夏野菜だ。また、セシウム除染のため
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