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災害と言葉に関するh0baのブックマーク (6)

  • 一か月

    3月11日 都内にある会社の、自分の席に座っていた。 自分は就職するまで宮城の沿岸部に住んでいた。 宮城県沖地震は、近いうちに必ず来ると言われ続けていた。 携帯はつながらない。 つけっぱなしになった会社のテレビからは、悲惨な状況が映し出され始めた。 地面にパラパラとゴミが散らばっているのかと思えば、 それらはすべて貨物用のコンテナだった。 燃えながら流されていくものは、段ボールではなく家屋だった。 「映画みたいだな」と、誰かが言った。 見たこともないようなすさまじい映像は、まさに映画のようだったが、 その舞台となっていたのは、自分にとって見覚えのある土地ばかりだった。 台風で午後の授業が中止になった教室のように、 非常事態はどこかワクワクするような、高揚感をもたらすのかもしれない。 集団下校のように外に列をなし歩いて行く大人たち。 家族、あるいは恋人に会うため、帰宅していく人が羨ましかった

    一か月
  • 陸前高田市出身の村上弘明、何度も言葉に詰まりながら故郷への想いを吐露 (シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース

    岩手県陸前高田市出身の俳優、村上弘明が、2日前に訪れた被災地の様子、そして失われた故郷への思いを語った。 村上弘明最新出演作『大地の詩 -留岡幸助物語-』 3月11日に発生した東日大震災。マグニチュード9.0という大きな揺れが東日を襲い、大津波が東北太平洋を襲った。地震発生後、テレビで津波の様子を見たとき、これまで経験したことのない恐怖を感じ、徹夜で情報を集め続けた。陸前高田市広田町には、地震発生当時、両親や親せき、友人たちが住んでいた。「携帯で連絡を取ろうにもつながらない。両親の無事を確認したくてもできない。もちろん、岩手に行きたくても行けない。故郷に家族がいる人たちがみな経験したように、歯がゆい思いでした」と語る。 地震から4日後の15日、両親の無事が確認された村上は4月1日に岩手へと出発。20時間かけて到着した故郷は、もはや跡形もなく消えており、かつて、村上が両親とともに、

  • 生きるための明るさを 三浦知良・サッカー人として  :日本経済新聞

    このたびの大震災の被災者の方々に、心からお見舞いを申し上げます。被害に遭われた方々にとって、この2週間が、その1分1秒が、どんなものだったかを思うと、おかけする言葉も見つかりません。 生きているとはどういうことなのだろう、サッカーをする意味とは何なのだろう。そういったことを見つめ直さずにはいられなかった日々のなか、思わず頭をよぎったのは「今のオレ、価値がないよな」ということ。 試合がなくなり、見に来る観客がいなければ、僕の存在意義もない。プロにとってお客さんがいかに大切か、改めて学んでもいる。 サッカーをやっている場合じゃないよな、と思う。震災の悲惨な現実を前にすると、サッカーが「なくてもいいもの」にみえる。医者に料……、必要なものから優先順位を付けていけば、スポーツは一番に要らなくなりそうだ。 でも、僕はサッカーが娯楽を超えた存在だと信じる。人間が成長する過程で、勉強と同じくらい大事な

    生きるための明るさを 三浦知良・サッカー人として  :日本経済新聞
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ ※カテゴリは、「その他のお問い合わせ」を選択して下さい。

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  • 高橋源一郎さん(@takagengen):午前0時の小説ラジオ・震災篇〜卒業式ができなかった学生諸君すべてへ贈る祝辞〜「「正しさ」について」

    高橋源一郎 @takagengen 「午前0時の小説ラジオ・震災篇」・予告1・今夜は、「小説ラジオ」をやります。最近フォローされた方はご存じないかもしれませんが、一つのテーマでの連続ツイートです。長い時には、2時間近く続くので、フォローを解除されてもけっこうです。 高橋源一郎 @takagengen 「小説ラジオ」・予告2・土曜日は、ぼくが勤めている大学の卒業式がある日でした。しかし、「非常時」のため、卒業式はなくなりました。けれども、その日、学生の3分の2ほどは、少々、着飾って、卒業式のない学校に集まったのでした。行くあてもなく、学内を彷徨する学生たちは難民のようでした。 高橋源一郎 @takagengen 「小説ラジオ」・予告3・結局、学生たちは、いつしか学内のホールに集まり、予定されたプランのない「卒業式」のようなものを行ったのでした。ぼくは、その場所へ「祝辞」を書いて持って行きまし

    高橋源一郎さん(@takagengen):午前0時の小説ラジオ・震災篇〜卒業式ができなかった学生諸君すべてへ贈る祝辞〜「「正しさ」について」
  • ラモス瑠偉『もう一度冷静になれよ!』

    なんだか無性に腹が立ってる いろいろ多方面から 電話を貰う もちろん心配してくれてる電話や 役に立つ事があれば・・・ などなど 当にありがたい電話ももらうけど 関西や九州や沖縄や 外国とか なんで逃げないの?・・・って ふざけんな!って言いたい 東京は 普通に生活出来てるじゃん 逃げたくても逃げられないで じっとがまんしてる人々が どれだけいると思ってんの 日全部がなくなったわけでもないし 足りないものがあれば ちゃんと機能してる関西や下の方から どんどん助けが来るだろ パン1枚 おにぎり1個 カップヌードルでもなんでも 贅沢しなけりゃ2,3日位過せるだけのたくわえなんて 東京の家だったら 普通あるだろ なのに 必要以上に買い占めに走り マーケットは とんでもない状態 ガソリンだって 当に必要なところにまわらなくなってる もっと冷静になれよ!!! 海外では この状態でもモラルのある日

    ラモス瑠偉『もう一度冷静になれよ!』
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