4月末に『古典女優十選』と『現代女優十選』をやったきり、人々から、そして筆者自身からもすっかり忘れ去られた『映画男優十選』。なんと可哀想な『映画男優十選』。 だが、映画男優たちがないがしろにされるのは仕方のないことなのだ。 これは私が男だから言うわけではなく、映画とは本来女優ありきである。 その理由を説明すると例によって長くなるので別の機会に譲るが、とにかく映画の世界においては男優よりも女優の方が遥かに優位で神聖なものだ(フェミニズムとか関係なく)。 だが、あえて今宵、野郎どもの宴を始めようと思う。『映画男優十選』の開幕だっ。 『古典女優十選』と『現代女優十選』ではなるべく客観的な評価も加味してランキングを作ったつもりだが、今回はもう完全なる趣味です。 ※うら若き女性読者の方にあらかじめ断っておくと、いわゆるイケメン俳優は一人もランクインしてません。苦しめ! 第10位 ケヴィン・ベーコン