アデン湾やソマリア沖での海賊の猛威がおさまらない中で、インド洋の向こう側のマラッカ海峡や南シナ海での襲撃は着実に減少している。東南アジア諸国が海の危難と戦うべく団結したことが主たる理由だ。 国際海事局(IMB、本部ロンドン)によると、東南アジア海域での襲撃は今年第1四半期に9件と2004年同期の41件に比べて減った。ソマリア沖とアデン湾では今年同期に63隻が海賊に襲撃されている。 IMBのムクンダン局長はソマリア沖の海賊行為の急増を厄介だとし、「その理由はもっぱら、襲撃が同国の海岸線から何百マイル(1マイル=1・6キロ)も沖で起きている点にある。ソマリアの海賊行為は今や、近隣諸国にまで範囲を拡大し、諸国の港への貿易ルートを脅かしている」と語った。 対照的に、マラッカ海峡では今年第1四半期、1件が報告されたのみだ。艀を曳航(えいこう)して船出したシンガポールのタグボートが、小銃で武装した海賊
防衛省は19日、東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、海上自衛隊の派遣部隊が、各国海軍が利用するネットワーク経由で、周辺海域の不審船情報を得ていることを明らかにした。各国海軍との情報交換や連携のあり方については、国会などで具体的な議論は深まっていない。一方、現場では、護衛対象外の外国船への対応などで、他国海軍との情報交換や連携が求められる実情があるとみられる。 防衛省によると、不審船情報をインターネット経由で共有する仕組みで、メールなどで他国海軍と情報交換できる。実際、このネットワークの情報で、既に2回対応した。今後、すべての船舶の護衛を可能とする海賊対処法案の国会審議にも影響する可能性がある。【本多健】
PlanetInAction.comが「Ships」というGoogle Earthをエンジンとする船舶シミュレーション・ゲームの提供を開始した。Google EarthプラグインをインストールしたWebブラウザを通じて、大型客船や貨物船、飛行船などを操縦できる。 昨年5月にGoogleはGoogle Earth APIとWebブラウザ用プラグインを公開した。これによりGoogle Earthの3D世界を、そのままWebページに埋め込めるようになった。PlanetInAction.comは、Google Earth APIを利用して"世界を遊び場にする"プロジェクトを手がけている。 Shipsは船を操縦するだけで、クリアするステージも点数もない。船の操作もシンプルである。だが大型船になるほどに小回りが効かなくなって出港や着岸に苦労するなど、船舶操作の難しさをしっかりと味わえる。加えてゆっくり
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